COVID-19(コロナ)オリジナル船荷証券(B/L)なしでの貨物のリリース

コンテナ船

世界が通常の状態に戻るまでにかかる時間とその後の影響について、今のところ正しい答えは見いだせていない状況です。

船会社、輸入業者、輸出業者、港湾、ターミナル、政府、保険会社はすべてパンデミックの影響を受けており、誰もが直面している厳しい制約を考慮して、出荷業務をできるだけ簡単にする方法を引き続き模索しています。

当然、コロナウイルスの問題は、書類の流通と貨物のリリースについて業界を未知のものに直面させています。

ビジネスに影響を与えているそのような問題の1つは、オリジナル船荷証券(B/L)の送信と処理です。

ご存じのように、船荷証券(B/L)は、通常3通の原本として、運送業者によって署名および押印された物理的な紙の文書として発行されます。

次に、船荷証券(B/L)は、許可された荷受人にリリースをするために、宛先の荷受人に送付されます。

しかし、コロナウイルスによる世界各国での封鎖により、貨物が積載された後に輸出顧客がオリジナル船荷証券(B/L)を取得することには厳しい制限があります。

同様に、ロックダウン期間中に荷下ろし港に到着/到着した貨物の場合、オリジナルB/Lがこのロックダウン期間中に紛失でもした場合には、輸入者はオリジナル(B/L)船荷証券を予定通りに取得できず、貨物の滞留させてしまうことにもなりかねません。

オリジナルB/Lなしで貨物を引き取る方法

船荷証券がまだ原本として発行されていない場合、荷送人と荷受人は選択肢について話し合いましょう。

  • 船荷証券ではなく、ウェイビルに切り替えることができるか考えてみましょう。つまり、書面としてのオリジナルB/Lは必要なく、電子的に発行できます。
  • 積み地船会社でサレンダー(テレックスリリース)処理することで、揚げ地の船会社(エージェント)にテレックスコードを送信して、オリジナルの船荷証券という要件を不必要にすることができます。
  • 信用状が関係し、船荷証券を要求する場合、関係する荷送人、荷受人、および銀行は、この要件の修正について話し合い、上記のいずれかを選択するようにしましょう。
  • 現在、電子船荷証券オプションも利用できます。

これらが可能であれば、誰もが船荷証券を必要とせずに処理できます。可能な場合は、ハウス船荷証券の使用を避けます。これには、別の船荷証券が税関や海外に送信されるため、手間がかかります。

オリジナル船荷証券なしで貨物をリリースする方法

上記のいずれも可能でなく、オリジナルの船荷証券(B/L)がすでに荷送人に発行されており、荷送人が荷受人または銀行に送る方法がないか、オリジナルの船荷証券(B/L)が送信されているが滞留している場合、船会社や銀行と話し合い、合意に達することができる可能性もありますよ。

一部の船会社は、以下のようないくつかの条件のもとで、オリジナル船荷証券を提示せずに貨物リリースを許可しています。

  • オリジナル船荷証券のカラースキャンされたコピーと、リリースに関連する裏書き。
  • オリジナル船荷証券が紛失した場合と同様に、荷送人または荷受人が船荷証券(銀行保証の有無にかかわらず)に署名し、捺印した免責状
  • オリジナル船荷証券がどちらかに同封されている場合の裏付けとしての銀行および/または宅配便会社からの封書。
  • 船荷証券のために発行されたすべての原本が承認の有無にかかわらず降伏している場合、一部の行はリリースを許可する場合もあります

ここでもハウスB/L(船荷証券)と元のマスターB/L(船荷証券)がある場合、問題はさらに複雑になる可能性があります。

NVOCCやフォワーダーは、ハウスB/L(HBL)を発行もしますし、NVOCCまたはフォワーダーを荷送人として示し、揚げ地の代理人を荷受人として示すMBL(船荷証券)を取得することもできます。

したがって、両方のオリジナルB/Lが行き詰まった場合、商品のリリースに追加のリスク、コスト、およびプロセスが発生します。

船長が船荷証券の発行を開始して以来、国際貿易における最も重要な文書の1つになっています。何らかの理由でこの文書が入手できない場合、関係者にすべてに影響を与え、物流が停止します。

コロナウイルスCOVID-19のこの状況は、トリッキーかつ前例のない状況ですが、人間が新たな手法を生み出すチャンスでもあります。