こんばんは。海事代理士のらきてぃっちです。
そろそろ、お盆夏休みで、海外旅行に行かれる方もいらっしゃるのではないかと思います。気を付けて、ご旅行されてください。
そのなかで、海事関連の話しとはちょっとずれますが、輸入物で植物検疫、動物検疫を仕事で通すことあるんで、ちょっと子ネタなんですが、海外からのおみやげで日本に持ち込めないものって、少しあるんですよ。
まあ、これは当然ですけど、中国なんか結構コピーもの多いですから、ちょっと、冗談半分で買ってみて、持ち込めないなんてことはあります。
ワシントン条約で規制されているもの
象牙製品、トラやヒョウなどネコ科の毛皮、ワニやトカゲなど爬虫(はちゅう)類の皮でつくられたものなどは、原則持ち込み禁止です。もし、知らずに買ったとしても、日本の空港の税関検査で規制対象品だと判明したら、その場で放棄するか、自費で現地に送り返すか、正式に輸入許可を得るまで業者さんに有料で預かってもらうか、のいずれかを選ばないといけないようです。
まあ、この辺りは日本人で海外旅行にさっと行ってしまうようなスペックを持っている方なら常識の範囲かたと思います。
海外みやげで食べ物で持ち込めないものも!
海外みやげで買ってくるものでよくあるのは、食べ物ですよね。ワインとか菓子とか格好の土産になると思うのですが、食べ物で持ちこめないものもあるんですね。
肉製品は原則持ち込み禁止です。
生ハムやソーセージ、ビーフジャーキーなど、露骨に肉だけでなく、中華まんや点心のように肉が入っているものも肉製品となります。
日本向けの検査証明書がパッケージに表記があればOK
上記は持ち込むことができます。オーストラリア、ニュージーランド、USA、カナダの空港の免税店などではあるみたいですよ!
海外の野菜や果物、花、植物の種なども持ち込みできない。
食肉製品や植物には病原菌や寄生虫がついている可能性があるので、法律で検疫が義務づけられているんです。だから、関連する商品で規制対象品かよくわからない場合は、買わない方が無難だと思います。
動物検疫所や植物検疫所のホームページにも詳しく載っていますよ。