ジャイアントキリング!クロアチアのサッカーの神髄にせまる映画が公開

モドリッチ

クロアチアのサッカーのドキュメンタリー映画「パリ–パレルモ経由のモスクワ」が上映

(写真提供者:Bruno Correia /パブリックドメイン/ CC)

 

「パレルモ経由のパリ、モスクワ」、フランスワールドカップ、ロシアワールドカップと偉業を成し遂げた、サッカークロアチア代表ですが、その原点は1994年に初めて、クロアチア代表チームが大舞台の予選に出場したイタリアのパレルモでの試合にあります。

そのクロアチア代表サッカーチームのパレルモでの最初の大きな重要な勝利に捧げられたアンドレイユ・マクシモビッチのドキュメンタリー映画が、日曜日にYouTubeで公開されました。

1994年、クロアチアは戦争に苦しめられた国でした。しかし、当時の世界チャンピオンであったイタリアをブラジェビッチ率いるクロアチアのサッカーチームが倒した年でもありました。

イタリア南部の都市、パレルモでのダボールシュケルによる得点で、2-1で勝利したのは、イングランドで開催されたEURO1996選手権の予選。1996年のユーロは、クロアチアがメジャー大会に登場した最初の年でしたね。

パレルモでのチームは、シュケル、イゴール・シュティマツ、ズラベン・ビリッチ、ズボニミール・ボバン、ロベルト・プロシュネツキ、アサノビッチ、ラディッチなどを才能のある世代のプレーヤー全盛期を迎えるところでした。これが、1998年のフランスワールドカップの成熟期にもつながっていきました。「パレルモ経由のパリ、モスクワ」は、彼らの発言と思い出を通して当時のスターを完璧に描写し、精神について説明しています