こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。
[本記事のターゲット]
- ジョナサンによく行く、行きたい人
- 沖縄アグー豚とはどんな豚、味なのか知りたい人
目次
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沖縄原産の独占ブランド豚「あぐー」
- 「あぐー」とは、沖縄原産の豚の一種です。
- 600年ほど前に中国から入って来たという説が有力
- 一般的な豚よりも小柄で黒い体が特徴。
- 豚肉で「アグー豚」とブランド種を名乗れるのは、この固有のあぐーが、50%以上交配されたものを指すそうです。
アグー豚の身体的特徴とは
- 豚の中でも、とにかく小さいこと!
- 一般的な豚と比べても、一回りも二回りも小さいサイズ。
- 体重も一般の豚3分の1程度となる110キロ程度しかありません。
- 体格の特徴とは全体が黒毛で毛深くなっていて、胴体が短く、足も短いです。若干お腹が垂れたような下垂気味の体型が印象的です。
- 他の豚に比べて採取できる枝肉も少なく、高級豚として知られています。
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何を食べて育っている?
麦が中心ですが、それ以外にも泡盛粕、糖蜜などのケースもあります。そして農家によっては、沖縄名物のパインを混ぜていることもある。。
在来のアグー豚は肉質が一定
沖縄県内で飼育されているアグー豚はDNAチェックを行ってしっかりと管理されています。
グループ分けすることによって繁殖性の低い豚、肉質の劣る豚の飼育をしないような工夫をしているんです。
そして、アグー豚の管理が徹底されている農場には、認定書の交付を行っています。それゆえ、徹底管理された農場で生育されたアグー豚は品質が劣るということはありません。
横浜馬車道のジョナサンで「あぐー豚ハンバーグ」を食べに行った。
豚のハンバーグなので、結構淡泊な感じがしますが、どんな感じなのでしょう?単品で1049円とは決して、安くはないがオーダー。ライスとスープセットを付ける。140円ならまあ、いいか。
表面はしっかり、焼きあげられ、中身はふっくらで、独特のコクがあります。
出てきました。
実際に実食してみると、表面はやや硬めで、ナイフで切ると肉の旨みが出てくる、正統な焼き方。お味は淡泊ではなく、ジューシーで独特のコクがあります。これは、赤ワインがほしくなるな。クロアチア料理の時に出していた、熟成ソーセージのような味わいが基本スペックにあります。お酒につまみにぴったり!ハンガリー高級豚の「マンガリッツァ豚」みたいです。
脂肪比率が高くても食べやすい?
実は、脂肪比率は他のお肉に比べて高くなっていますが、脂身が固まりになっているわけではありません。脂肪が細かな霜降り状に入っているので、むしろとっても食べやすいです。ただ、量にしてはやっぱり少し高いかな。
まとめ
- アグー豚は沖縄原産のブランド豚
- 餌は、泡盛、沖縄パインなど、沖縄尽くし
- 適正なDNA鑑定のもと飼育されている
- 熟成ソーセージのような味わいが基本スペック。独特のコクと旨みがあり、赤ワインにぴったり
- 個人的にはハンガリー産のマンガリッツァ豚に似ている(羊みたいで可愛いですよね)
- 脂肪が細かな霜降り状に入っているので、むしろとっても食べやすいです
- ジョナサンでは、ボリュームに対しては少し高いかなという印象。
是非、お近くのジョナサンへ!