辻堂YU-ZUルームキッチンスタジオクロアチアイベントが開催されました。
11月10日、トライアルイベントとしてクロアチアとクロアチアワイン、料理、地域活性で街をつなげるひとつの試みを自治体の方々また、所縁の深い方を招いて行いました。
YU-ZUルームは茅ヶ崎赤松町にあります。
「YU-ZU(ゆうずう)ルーム」も併設しており、「土地活用モデル大賞 都市みらい推進機構理事長賞」を受賞し、新たな地域活性のモデルとして注目を集めています。
利用団体が自由にレンタルできる和洋室、キッチンスタジオのほか、カフェ(安くて気軽に使えます)やキッズルームもトイレを備え、利用団体の予約が引きも切らない。老若男女いろんな方が憩いの場をとして使っています。
クロアチアの現状と内戦問題、産業について
まずは、クロアチア政府観光局のクロアチア観光マップや資料を使い、
- クロアチアワイン会の経緯
- ユーゴ内戦の深い事情
- 内戦独立後のクロアチアの産業(観光、マグロ)
について予備知識と勉強会を行いました。
出典:アドリアトレード
クロアチアワインについて
クロアチアで正式に登録されている固有ブドウ種の数は、なんと 125 種にものぼります。残念ながら、その多くの品種が絶滅の瀬戸際にある状態ですが、それでもいくつかの品種は、クロアチアを代表するブドウ品種として、各地で広く栽培されています。
クロアチアワインについては自分の好きな白ワインを中心にデモンストレーション
内陸スラボニアのクロアチア白ワイン代表:
トラミナッツ Traminac
トラミナッツは限りなくセルビア国境に近いところに有名な生産地があります。普通アドリア海沿いの赤というのが、クロアチアワインの定番なのですが、真逆の内陸の白を紹介しました。
- エリザベス女王やイギリス王室に伝わる名ワインであること
- フィロキセラの際に生き残ったブドウの木から作られている。
- この地域でクロアチア内戦で最も被害の大きかった地域でありながら、のこっている
- 東西貿易の十字路でいろいろな遺跡が残っている地理的にもおもしろい場所である。
http://modric19.com/32-traminac
内陸ザゴリエ地方のクロアチア白ワイン代表
グラシェヴィーナ
内陸で作られるワインなのですが、ドイツのリースリングにかなり似ています。調べてみると、ウェルシュ・リースリングと同じ品種です。このワインも1000本くらい売ったような気がします。オイリーで、アプリコットやメロンのようなジューシーで、非常に分かりやすく、ぐいぐい飲めてしまうワインです。ワインを初めて飲む方にもおすすめです。
アドリア海北部イストラ半島の代表の白ワイン
マルヴァジア(もとはギリシャ人が持ち込む)
イストリア半島は半島内でも山間部、平野部、沿岸部、および周辺の植物相などによって、性質の異なる土壌がパッチワークのように入り混じっているため、イストリア半島のどこを産地とするかで、同じマルヴァズィヤ種のワインでも色、味わい、香りが異なります
ずっとダルマチア方面ばかり紹介していましたが、イストラ半島はクロアチア観光の中でも、まだ、スポットライトがあたっていないですが、限りなくイタリアに近い地方で、女性受けしそうな魅力ある地域です。
アドリア海南部ダルマチア半島の代表の白ワイン
ポシップ(posip)
ダルマチアが誇るプレミアムワイン。
コルチュラ島およびペリエシャツ半島で栽培されており、同じブドウで作っているのに、コルチュラとペリエシャツで全く風味が異なります。シャルドネと似た特徴があると言われる白ワイン
コルチュラ島で大人気のクラヤンチッチ・シュールリー
ブラシュ島の”スティナ”STINA Pošip 2018
トロピカルフルーツ、パイナップル、ピーチにほのかなホワイトフラワー、ヨーグルトを加えたような華やかな香り。はちみつのような黄金色
クロアチア料理はシュトゥルクリ
クロアチアの中でもザグレブとその周辺の地域でかかせない伝統料理のうちのひとつシュトゥルクリstrukli
カッテージチーズの入った
ラザニアを軽くしたような料理です。
これはみなさんにも大好評、次回は1月に子供向けにお菓子系で考えています。希望あれば、メールください。