潮干狩りで捕まえたカニは餌に何を食べる?海のカニの飼育と量の注意
潮干狩りではあさりなどの他にカニを捕まえたりすることもけっこう多かったりします。せっかくだから飼育したいと考える方も多いでしょう。海にいるカニは何を餌にし食べるか実際ちょっとわかりにくいんですよね。
今回はその飼い方として普段何を食べて生きているのか、
どんな餌をどのくらいの量で与えると良いのかなど具体的に一番無難な方法を紹介してみました。また、カニの餌の与え方など気をつけたい注意点も参考になるかもしれません。
潮干狩りで捕まえたカニ 餌に何を食べる?
潮干狩りで見かけるようなカニはだいたい雑食性なので普段は海藻とかエビの死骸とか
食べたりしています。
しかしこのようなカニはどちらかというと肉食系のため動物性の餌を好んで食べます。
カニは”海の掃除屋さん”と呼ばれるだけあって基本的には生きているものでなく
生物の死骸をよく食べます。そのためカニ漁などでもイカの他、冷凍サバといった
死んだ海の生物が使われたりします。
なので小さいカニを捕まえた場合それを飼うとしたら似たようなものを食べると考えても
良かったりしますね。では、実際に飼うとしたら具体的に何をあげればよいのか?
海にいるカニの餌 飼育方法として何がおすすめ?
上で紹介したように基本的にカニは何でも食べそうですよね。
だからと言って何を与えても食べるというわけでもなく
ものによっては食べないこともあります。
米粒とかパンのクズとかはまったく食べてくれません。食卓で余った魚介類をあげる場合も
食べきる前に腐ってしまうことはよくある話です。
そのため餌をあげる場合に一番無難なのはペットショップや100均などにあるような
”ザリガニの餌”でしょうね。
他にも”金魚のエサ”や”亀のエサ”を食べることもあります。
金魚や亀のエサでは減りが悪かったですね。潮干狩りで捕まえられるような磯などにいるカニや砂の中にいるカニなどもだいたいザリガニの餌なら食べてくれます。
しかし中には陸の上でないと水に浮いちゃったりしてカニが餌を食べられない場合も
けっこうあります。そんな場合は水槽などではできるだけ陸を作ってあげてそこに餌を置いてあげるといい感じに食べてくれます。
他にもカニのエサにはコツや注意点もあるので次はそちらについて紹介します。
カニの餌に必要な量と注意について
カニはその大きさによってはそれほど多くのエサは食べられなかったりもします。
そのため小さいカニならば販売されている餌なら2日に1回くらいやるだけでもけっこう大丈夫ですね。それからカニは共食いもします。仲間のカニの脱皮中は特にその傾向が強いですね。
カニは動くものに反応して攻撃しますが動きの鈍いものは餌になってしまうようです。だったらお腹いっぱいにさせて共食いを防げばいいじゃないかと考えちゃいますよね。
しかし餌を増やしたところで自分が買っていたカニさんたちの共食いは止まりませんでした。そのためカニは同じ水槽に複数飼うのは難しくやむを得ない場合には仕切りをするしかないかもですね。それから餌よりも重要なのは実は水の環境だったりします。
たとえば潮干狩りから持ち帰り餌を真っ先にあげる方は多いですがまずはカニの生育環境を優先しないとすぐに弱ってしまいます。そのためできるだけ水を汚さないように餌も気を付けたほうが良いでしょう。たとえば増えるワカメをあげても海藻が腐れば水質は悪くなります。
ザリガニの餌を与えた時も食べカスや糞などはできるだけスポイトなどで取り除いてあげたほうが有効です。
しかしカニの飼育についての水の環境や生育環境は実際は簡単に手に入るので
関連記事が参考にしてみてください。
潮干狩りで捕まえたカニは餌に何を食べる?海のカニの飼育方法と量や注意のまとめ
潮干狩りで出くわすカニは多くの場合海藻や他の生物の死骸を好んで食べることが多いです。このカニを飼育する場合には死んだ魚介類を与えても食べきる前に腐ってしまうため
少量のザリガニの餌を与えるのが一番無難でしょう。
しかしその場合も生息環境がもっとも重要なのでこまめな餌やりよりはこまめなゴミ取りを優先するとしばらくは元気に生きると思います。