Dobro Vecer こんばんは!
今回は2015年に合格した、海事代理士試験について、書きたいと思います。
海事代理士受験
ソムリエのらきてぃっちは長崎の五島列島の小値賀島との縁があるのですが、本当にアドリア海みたいに海がきれいで、魚とかカンコロ餅とかうまい。最近はTVで見所もあり、結構、とりあげられています。若い人で移住したり、海外の修学旅行がココ??って感じで、妙なところで熱い人気があるらしいです。
定年を過ぎたら、移住しようかと考えていたのですが、その際には何らかの仕事もちょっとはできないと認めてもらえないのではないかと考え、見回した際の漁船の量をみて、船舶免許の更新とか港でのんびりやって、こずかいを稼ぐながら、暮らして、島の人にもにたてれば、いいなと考え,海事代理士を受けることにしました。その他にもいろいろできますけどね。
また、海系の資格だと通関士とかありますけど、クロアチア料理で働くくらいですからね。マイナーで皆が知らないような資格の方がいいなと思いまして、受験することにしました。
海事代理士試験難易度
国家公務員試験2種と通関士より少し簡単なくらいでないかと経験から思います。
ざっと合格率は40パーセント
国家資格で合格率が40パーセント、簡単に受かると思っていましたが、ソムリエ試験もそうですが、働きながら、勉強するって大変でした。且つ、子供も1歳だったので、かなり時間をとるのがね。学生の時に勉強しとっけってこういうことかと思いました。しかも、合格率40パーセントって、記念受験が少ないので、本気で勉強してきている方が多いので、数字にだまされないようにしてください。
科目は実は18科目もあります。
国家資格だけあって、公務員試験に似てますね。違う点は口述試験もあります!国土交通省のキャリアの方々なんですかね、霞が関までいって、科目ごとにいきなり質問がきて答えます。これは意外と大変、緊張したなー。
ソムリエ試験の2次も緊張したけど、緊張するってことはそれだけ頑張ってきた証拠だと思いますけどね。今回受験したはるか12年前に国家公務員2種と市役所上級にも受かっているので、法学部ではないですが、多少は役にたった部分はあります。
18科目は以下です。
憲法、民法、商法、
国土交通省設置法、船員法、
船員職業安定法、
船舶職員及び、小型船舶操縦者法
海上運送法、港湾運送事業法、
内航海運業法、港則法、
海上交通安全法、船舶法、船舶安全法
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律、造船法、
国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保に関する法律
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こんなにあります。そんなに深い知識が求められるわけではありませんが、それだけに勉強の加減が結構、難しいです。勉強時間は半年から10カ月と書いてありますが、もどりっちは10カ月、隙間時間で頑張りました。塾は行っておらず、学校参考書にかけたお金は4万くらいです。独学でもいけると思います。
受験情報
受験資格:特になし
筆記試験:例年9月最終週の金曜日
試験会場:札幌、仙台、横浜、新潟、名古屋
大阪、神戸、広島、高松、福岡、那覇
口述試験:東京(霞が関)国土交通省本省
受験料:6800円
合格発表:12月下旬
合格率:筆記 50%
口述 70%
最終 40%
海事代理士受験で使った参考書について
高校や大学の時は色々と細かに勉強する時間もありましたが、とにかく、隙間時間で勉強しなくてはいけなかったので、あまり、テキストを無駄に色々買うよりは、少ないテキストで、しかし、その分だけは完璧にこなそうと考えました。最初は文献があまりなく、無駄に買ってしまったものも多少あります。本屋に行ってもあまり、売っていないし、講座とかもほぼないですからね。自分は、
特定非営利活動法人REALさんが編集している、
海事代理士必修テキスト2200円
海事代理士 合格六法 4600円
厳選過去問題集 4000円
海事代理士口述マスター 2200円
概説 海事法規 5000円
実用海事六法 14000円!!
これだけ買いました。これだけで合格しています。よく見ると単価が結構しますね....。でも、3万5千円で国家資格とれれば安いとも考えられると思います。
学習法
1.体系理解から
(比較的学習時間のある人向け)
これは正しい勉強法だと思いますが、必修テキストや六法、海事法規概説をしっかり熟読しながら、進めていく方向です。概説海事法規をポイントごとに読み、分からなければ、六法で調べて、重要条文の読み込みとマーキングして、条文確認と演習を並行して行う。そのあと、試験の必修的テキストで試験のポイントに絞って、重要度を確認し、学習の優先を決めて、実際の出題箇所や内容の定着を図り、問題集を活用していく。学校でよくありがちなセオリーですね。本当はこれくらいはじっくりと取り組むことができればいいとは思うのですが、国家公務員試験の時によく思ったのですが、結局、試験にまずは受からなければなりません。行政法や民法などいくらでもなってから勉強できます。よく、陥りがちなのが、テキストを読んで、ふんふんわかったぞと思っても、問題という外部の基準に照らさないと実際には答えられなかったりします。これだと結局は身についていないのと一緒なので、読んでいるうちにいつも間にか居眠りしてしまう。こともあります。自分はそうでした。
2.問題集から暗記
僕はこちらからいきました。とにかく効率よく学習を進めたいので、出題傾向や内容や頻度を確認し、とにかく、問題を解き、わからないところだけ、六法を使って調べていくというやり方です、極端にやり過ぎると体系理解のない海事代理士になってしまいそうですが、とにかく受かってからでもいくらでも体系を学びなおせばいい。とにかく、受からなければ何も始まらないと思いました。学生の時ならはっきりいって楽に受かったと思いますが、自分の場合は子供も1歳で、次の年くらいになったら自我もでてくるだろうから1歳だからいいというわけではないですが、2歳くらいになったら、色々覚えてくることも多いのでしっかり相手をしなくてはいけないと思っていたので、とにかく、1回で受かってしまおうと思っていました。次は、海事代理士試験に受かるために、科目ごとに解説していこうかと思います。