Dobro Vecer こんばんは。
今日は江ノ電の駅クールジャパンな「極楽寺」に行って参りました。
江ノ電といいますと、”江の島駅”、”七里ガ浜”、”鎌倉高校前”、”長谷”等、ミーハーなスポットはたくさんあるのですが、らきてぃっちはクロアチアを応援するくらいですから、江ノ電の中でも、渋い駅が好きです。ぴったりはまったのが、”極楽寺”駅。稲村ケ崎の気になりますが。名前からするとドラゴンクエストIIIの”ごくらくちょう”を思い出しそうです。あの、バシルーラを唱える鳥ですね。そんな、ナイスなネーミングの駅です。なかなか、子供と一緒に行きたいと思いながらも江の島ばかりで遊んでいましたが、とうとう来訪できました。
実は、関東の駅100選にも選ばれているらしいです。
なのに、いきなりトイレの画像で大変、恐縮です。前から参拝したいと思っていた理由は、らきてぃっちが子供とよく、見ているNHKの外国人向けに放送している番組で、極楽寺を紹介していたからもあるのですが、このトイレとても、綺麗になっていて、新しく建設中の箇所もありました。TOKYO2020のオリンピックに向けてかなりテコ入れしているなと感じました。NHKで放送しているくらいですから、時代のニーズに連動して、トイレを綺麗にするのが、なんとも日本らしい良さですよね。そんなことを降り立ってすぐ感じてしまいました。
駅を出て、100メートルほど、歩くと極楽寺を見えてきます。境内は撮影禁止とのことなので、外の外観です。
途中には江ノ島電鉄の極楽寺への愛着を示すモニュメントもあります。ここには、有名な極楽寺トンネル実は、ここ江ノ電のDOCKでもあるんです。
入口にきました。
信仰だけでない”極楽寺”の役割
画像の門前の案内板を読むと、「忍性(1217-1303年)」が極楽寺に開山として、1267年にきました。以来、北条氏が支援する寺院として寺域に堂塔伽藍が立ち並んでいたそうです。忘れてならないのが宗教活動以外に、極楽寺がいくつもの社会的な役割を果たしたこと。中にも、悲田院や公共の井戸などその足跡が残っていました。「医療・慈善」事業で、何万人もの難病人を治療し、貧者に布衣を配って救済しました。二つ目は「港湾管理」事業で、材木座の港「和賀江島」で国内交易の関税を徴収、大陸からの輸入品も取り仕切る国際貿易の寺という顔も持っていました。三つ目が「基盤整備」事業で、数多くの道路や橋を建造・修繕しました。
大変、見習うべき精神でなんとなくこの駅を通過するたびに直感で、自分が惹かれていて、行ってみてまた、自分の人生観とも合う場所であったなという気がして、来るべくして来たような感じがしました。
鎌倉時代のマザーテレサ”忍性”
境内の中では、”子育て地蔵”がいいなと思ったので、子供の成長を願う方にもおすすめです。
COOL JAPANなご朱印
伊豆山神社と同じくらい言ってみたい場所だったので、初めてご朱印手帳を買いました。買うならここでと思っていました。しかし、えげつない本格感を感じる朱印の渋さ!!カッコよすぎるなあ。これ、海外から来た方はCOOL JAPANを感じるでしょうね。かわいいスタンプものせておきます。
極楽寺が子供とも楽しめる場所であることをアピールしておきます。
極楽寺(ごくらくじ)
住所 | 〒248-0023 鎌倉市極楽寺3-6-7 |
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電話番号 | 0467-22-3402 |
拝観時間 | 午前9時~午後4時(宝物殿は土・日曜、祝日のみ。8月は閉館) |
拝観料 | 無料(宝物館は300円) |
アクセス | 江ノ島電鉄極楽寺駅より徒歩2分 |
詳細 | 真言律宗の名刹。山号は「霊鷲山感応院極楽寺」、創建は正元元年(1259年)、開山の忍性菩薩は、施薬院、悲田院、施益院、福田院の四田院を設け、難病者を治療し貧者を救済する福祉事業に取組みました。また橋を架け道を補修するるなどの土木事業にも力を注ぎました。かつては七堂伽藍と四十九の塔頭の大寺院でしたが、災害や火事、戦災によって多くを消失しました。 |
最後に余談ではありますが、TOKYO2020オリンピックでヨットレースが行われる江の島ですが、3か月ぶりに歩いてみると店や駅がかなり変化があり、本当にオリンピック効果を肌でかんじました。明らかに気になったものを二つ。
ENOSHIMA PUDDING
明らかに、コンセプト化されたマーケティングの匂いを感じましたが、こういう店に日本人、観光の外国人は入ってしまうのでしょう。すごい盛況っぷりでした。
湘南モノレール江の島駅リニューアル
子供がモノレール乗りたいということで、江の島フリーパス買ってあったので、藤沢駅で700円で買えます。
モノレールの江の島駅にいったところ、前の駅の外観、内部をご存じの方なら分かると思うのですが、画像の通り大幅リニューアルしていました。オリンピックだけでなく、元号も変わる今、時代にあやかろうとする願いみたいなものを感じました。