サラリーマンのサラリーの語源について

サラリーマン

こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。

今回の雑記はサラリーマンの語源です。以下どれでしょう?

①小麦粉
②油のこと
③塩のこと

正解は塩のことです。サラリーマンというのは、「SALARYサラリー給料」と
「man」を組み合わせて、作られた和製英語です。現在の給料という意味になっているSALARYの語源は、ラテン語の「sal塩」です。古代ローマ時代に兵士の給料は塩で支払われていました。江戸時代に武士の給料が米で支払われていたのと同じです。

エジプト、メソポタミア、インド、中国といった紀元前3000~4000年にかけて、発展した古代文明の中には中心地のそばには、必ずといっていいほど、塩の産出地があります。塩の製造技術が稚拙であった当時は、塩がなければ、保存食を作ることができず、遠征や戦いにいくことができませんでした。ヨーロッパ各地から塩を輸入するために道路を建築しました。イタリアの最古の道は「VIA SAKARIA(塩の道)」といいますよ。