こんばんは。海事代理士のらきてぃっちです。
[本記事のターゲット]
バンニングプランって何?
です。普段は書類関係の仕事をしているので、そんなに現場にいくわけではないんですね。なので、最初は電話でバンニングプランがまだ、上がってきてないんで、まだ、書類作れないんですよ!追い出しします!とか言われて、バンニングプランって?なんだそれと思いなががらも、とりあえず、”何もやってないよ”ってことだなと思いましたね。
「バンニング」なので、貨物をコンテナに積み込むことだと思うのですが、
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バンニングプランというのは、貨物をどのように積み込むか書いた設計図
コンテナ船だけでなく、在来船に載せるときにも作成されています。
同じサイズのカートンに入ったようなワインのような貨物の場合は、パレットにまた、スキッドに貨物をいくつ積むことができるか計算するのはそんなに難しくないらしいんですが、フォワーダーも輸出者にバンニングプランを提出することはあまりないそうです。
違うサイズの箱がたくさんあったり、高さや幅のある貨物など変形貨物を輸送したりする場合には、どれくらいの量がコンテナに詰められるのか、安全に輸送できるかなど、フォワーダーがシミュレーションして図に落とし込み、そのバンニングプランを作ることがあります。
ついでに、
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パレット(PALLET)とスキッド(SKID)違い
パレットは底に板があるのですが、スキッドは底に板がない。
だから現場では、スキッドはゲタとも呼ばれています。
- パレット(Pallet)
- スキッド(Skid)
出典元:田中梱包工業
ちなみにスキッドは段ボール箱に入らないような機械類など少し大型のものに使われます。コイル物とかね。スキッドと対象貨物を紐でくくりつけ、固定して使われる。パレットと同じようにただ貨物を上に積むときにも使われていることもある。