新型コロナウイルスの影響で中止となっているNBAですが、これを機会に社会人になってからしばらく視聴していなかったNBA FINAL 2000年代から見直しています。
また、コービーブライアントの突然の死からコービー時代の選手の引退試合なども再度、確認しています。格チームのスタメンの変遷をみると
その中で、少数派であった外国人選手が徐々に存在感を増してきているなと感じています。2005年のスパーズvsピストンズのFINALでスパーズを牽引した、アルゼンチンのジノビリとフランスのトニーパーカーあたりがくらいからですかね。今は、旧ユーゴのスロベニアのルカ・モドリッチではなく、ルカ・ドンチッチがリーグを千巻しています。そこで
クロアチア人の若手でNBAに入れそうな逸材を紹介します。クロアチアは長年にわたって多くの世界クラスのバスケットボール選手を生み出してきました。ドラガン・ペトロビッチ、トニー・クーコッチ、ディノ・ラジャ、ボヤン・ボグダノヴィッチなど
サッカーのように、クロアチアはコンスタントにバスケットボール等のスポーツにおいてもスター選手を生み出してきています。2018年には、16歳未満のクロアチアのチームはヨーロッパバスケットボール選手権で金メダルを獲得し、その世代が成熟し始めています。
特にその金メダルチームのうちのある選手は、17歳でヨーロッパで最も優れたクラブの1つでデビューした後、未来のスーパースターとしてタグ付けされています。
17歳でレアル・マドリードシニアデビューしたボリス・ティシュマ
Nuestros medallistas en el Europeo sub-16:
🥇 Boris Tisma
🥈 Usman Garuba
🥈 Ramos-Yzquierdo#RMBaloncesto | #HalaMadrid pic.twitter.com/H7k4ESDHl2— Real Madrid Basket (@RMBaloncesto) August 28, 2018
Tweetの一番、右の選手がボリスティシュマです。205 cmのシューティングガードです。205CMというと下手するとセンターまでできそうなサイズです。ガードのポストプレーみているとマジック・ジョンソンを思い出しますね。
18歳になったティシュマは、5年前にザグレブのクラブからレアルマドリードに移籍しました。彼は13歳のときにレアル・マドリードに注目され、ジュニアユーロリーグで優勝し、レアルマドリード・ジュニアの傑出し選手となり、シニアリーグに昇格しました。
バスケットボール一家として育った彼は両親ともにプロのバスケットボール選手でした。ボリスは、クロアチア代表チーム監督から大きな賞賛を受けています。
#Croatian teen #BorisTišma set to be next big basketball star https://t.co/UmGK5IXPLp #Croatia #Hrvatska🏀
— Mark Pavelich (@MarkPavelich) March 12, 2020
「クロアチア代表でも今までとちょっと違ったタイプの選手です。彼は左利きで、非常に背が高く、205 cmまで成長していますが、シューターだけでなく、ローポストでセンターのようなプレーができ、ポストプレーもなかなか止めることができません。守備では、ゴール下からはなるべく離れた位置にいるようにしています。レアルでは攻撃の主軸になりつつあり、攻撃時はなるべく彼にパスを回し、ガード同士のマッチアップでは、ローポストに追い込んで、比較的に背の低いガード陣を圧倒します。
予定としては、レアル・マドリードでティシュマは来シーズンからレアルマドリードのトップチームに昇格する予定であるとのことです。
2002年生まれはクロアチアバスケのゴールデンエイジ(黄金世代)
2002年に生まれたクロアチアの選手の世代は非常に才能があることは間違いありません。ティシュマには、ロコ・プルカシン、イヴァン・ペラソビッチ、マテイ・ボシュニャクなど、すべて大きな未来を持つ人々がいます。
「彼らがしなければならないことは、一生懸命プレーし、できるだけチームに献身的になることです。彼らの才能は間違いない」と監督は述べています。
今日、ヨーロッパリーグの選手のレベルはどんどん向上してきており、ほとんどのユーロリーグプレーヤーはNBAで活躍することができるようになってきています。スロベニアのルカ・ドンチッチを見ているとよくわかります。20歳前後で成熟した大人バスケットを披露しています。
ボリス・ティシュマはBorisTišmaは覚えておくべき名前です。いや、せっかく、八村がNBA入ったのに、残念で仕方ないですね。アメリカはもう少しかかりそうだなあ。