クロアチア旅行で食べたい”ロジャータ” (rozata) アドリア海のオレンジプリン

ダルマチア風プリン

Dobar dan!(ドバル ダン!)
今回は、朝5時とか早起きして、よく作っていた”クロアチアのアドリア海”のオレンジ風味のプリン”

”ダルマチア風プリン”

ともキャッチフレーズを付けていました。

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”ロジャータ”を紹介します。

「ロジャータ (rozata)」はプリンにオレンジ皮で風味付けしたものです。それ以外にはラベンダーやバラを使ったもの近年ではフルーツのリキュールで作られているものもあります。このプリンは朝早起きして、眠い中、よく作ったものです。100人前くらい一気に作っていたので、美味しいというよりも、朝一番の仕事で、とりあえず、お客様が来る前にできて、安堵。爽快で、作り終わった後の気分が一番おいしい!?いや、この後に一人で飲むコーヒーの美味しかったこと!!!と同時に日が昇っていない時に起きたきつい思い出もある一品です。湯銭や、オーブンで火傷したり、大量に作るとバットの真中だけなかなかうまく火が入らなかったり。大量に作るから失敗したら洒落にならないですしね。作り方はプリンとそう変わりませんが、オレンジの皮を削って、ミルクと砂糖を入れて沸騰させた後に、入れて、味を開かせて、氷で冷やして、卵と同じ温度にして、合わせてオーブンに湯銭張って、じっくり作っていました。

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ロジャータ

”ロジャータ”・レシピ

<材料>(6cmココット型6個)
全卵 4個
牛乳 400cc
グラニュー糖(砂糖)
80~90g
(すりおろし)オレンジの皮を1個分

オレンジの果実 適量

カラメルソース

<材料>
水 大さ2(30cc)
グラニュー糖(砂糖) 50g
ぬるま湯 大さ2(30cc)

日本のガイドブックなどではよく商業的にか「ドブロブニク風プリン」と紹介されているそうです。伝統的なスイーツで、ダルマチア地方で食べられてますからね。モドリッチもブルサリコもスバシッチも食べていたわけですね。元祖のロジャータには実はオレンジでなく、バラのリキュール使われていたそうです。クロアチア語でバラは“ルジャ”なので、ロジャータの“ロジャ”は、このルジャが変化したものらしいです。じゃあ、オレンジでなく、バラが発祥か。現在では、万人受けするようにとオレンジフレーバーやバニラになったのかもしれません。たしかに、個人的には面白いと思いますが、花よりはフルーツにいってしまいますよね。もどりっちは、ラべンダー風味にしたものが一番、クロアチアらしい個性を生かしていていいなあと感じますね。標準化されずにバルカンの個性を生かして、勝負してほしいですね。