貿易用語集
用語 | 意味 |
A/N | 船が入港するときに船会社が荷受人に対して発行する書類 |
ACL | ナックスの送信業務の一種。 B/L作成に必要な情報を船会社などに伝えること |
Acceptance | あること柄を受け入れること。使用例:先方からの提案をAcceptance(承諾)する。 |
Actual Carrier | 自ら運送設備を持ち、荷物を輸送する業者 対義語:NVOCC |
ADR | 代替的紛争解決手段 例:貿易取引でもめた。でも、訴訟をするとなると、ハードルが高い。このような場合にADRを利用して争いの解決を図る。 |
AEO | 認定通関業者 通関業者の内、一定の基準を満たした業者に与える資格 輸出入者は、認定通関業者に依頼することで、様々な免除を受けられる。
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AFR | 日本版24時間ルール。仕向け地を日本とする貨物は、外国の港を出港する24時間前までに積荷情報を報告する義務がある。 関連:AFS(中国版24時間)、AMS(アメリカ版24時間) |
AFTA | 東南アジア諸国連合自由貿易地域の略 関連:ASEAN、ATIGA |
ATA | ATAカルネの略。商業用見本など、一時的に外国に貨物を持ち出すときに利用する |
ATD | 実際に出発した時間 |
Air T/R | 輸入担保荷物保管証(約束手形) |
ALB | アメリカランドブリッジ。日本~太平洋~アメリカ西海岸~東海岸への輸送ルート |
Alameda Corridor Charge | ロサンゼルス港と市東部にある鉄道ターミナルとを結ぶ鉄道の利用料金 |
AWB | 航空運送状(送り状)輸入通関を自分でするときは、AWBを入手した後、税関へ輸出申告する。 |
B/L(BOL) | 船荷証券=貨物の預かり証。輸出国側で船会社に荷物を預けると発行される。荷物を受け取るときは、B/Lを輸入国の船会社(フォワーダー等)に差し出して荷物を受け取る。 |
Back to back | EPA(自由貿易)の一つの仕組み 主にシンガポールなどを拠点にして、第三国に輸出するときに使用 |
BAF(BC,FAF) | 1973年の原油価格の大幅引き上げをきっかけに導入されたチャージ。石油相場の変動による損失をカバーする目的。トン又はコンテナあたりに課している。 関連:BUC |
Bank L/G | 銀行が発行する信用状 例:B/Lが未着のまま貨物を引き取りたい。このような場合に船会社に対して、銀行が発行するL/Gを差し出す。 関連キーワード:船荷証券の危機、サレンダーなど。 |
BOND | 保税地域(税金がかからない特別な場所)の総称。アメリカでは、輸入時にかかる税金として存在 |
BOOKING | 船を予約すること |
BPO | 銀行の支払い確約のこと |
BULK | コンテナサイズに入らない大型貨物の総称 関連:在来船 |
Bulky Charge | 一個当たりの容積が一定を超える貨物に適用されるサーチャージ |
BT | 在来線輸送の取引で使用する。 BERTH TERMの略 |
C&F | 輸出者側が輸入港までの運賃を負担する貿易条件 |
C/O又はCOO | 貨物の原産地を証明する書類→Certificate of Origin |
C/W | 運賃計算をするときの基礎的な重量 輸送料金は、このC/W×料率で計算 関連:RT(レベニュートン) |
CAC | 食品の安全性の評価基準 |
CAF | 主要通貨(米ドル)とその他の通貨との交換比率の関係で実質的な収入が上下することを見越した調整金 |
Carrier | 実際に船や飛行機を運行する運送人 |
CC | 運賃が着払いのこと 関連:フレイトプリペイド、フレイトコレクト、COD |
CFR | 輸出者側が輸入国までの運賃を負担する条件 関連:インコタームズ |
CFS | コンテナ未満の物を荷詰めや荷卸しする場所 |
CFS CHARGE | コンテナ詰めされていない状態)で貨物を荷受けした場合の船社によるコンテナへの積み込みから本船積めまでの費用 目安は、4000円/M3 輸出者は、輸入者のことを考えて、ある物量までいったら、コンテナ単位で輸送する方がよい。物量に関係なくLCLで送ると、輸入者側で多大なCFSチャージがかかり、クレームが来る。 |
CFS CUT | LCL(コンテナ未満)で輸送するときの貨物を預ける期限のこと。輸出者は、このカット日までに船会社やフォワーダーが指定する保税地域に、貨物を詰めて、輸出許可を受ける。 関連:CFS倉庫、保税倉庫 |
CHC | 輸入港内におけるコンテナ輸送代金 CY単位で輸送するときに課金される。 関連:アライバルノーティス |
CIC | 輸送代金に加算される費用の一種 |
CIF | 海上輸送専用/輸出者が輸入港までの海上運賃と保険代金を支払う貿易条件 関連:インコタームズ |
CIP | 輸出者が輸入港(空港もOK)までの運賃と保険代金を負担する貿易条件 関連:インコタームズ |
CISG | ウィーン売買条約の正式名 |
CITES | ワシントン条約のこと |
CMD | 海上輸送に加算される料金の一種 |
COA | 数量運送契約(一定の期間、数量、場所を輸送する契約のこと) |
COC | 生産物流認証 加工流通経路を明らかにして、消費者が明確な識別ができるようにすること |
COD | 代引きのこと。海外通販を利用するときに目にすることが多い。 |
Collect | 荷物を受け取る側が運賃を支払うこと。アライバルノーティスの内、海上運賃がコレクトのときは、運賃を支払わない限りD/Oがリリースされず、貨物を受け取れない。 対義語:プリペイド |
Consignee | 荷物の受け手。多くは輸入者と同義 |
COO | 原産地証明書のこと |
CPT | 輸出者は、輸出国側の港で貨物を引き渡+運送代金を負担する。 関連:インコタームズ |
Credit Note | 荷物にダメージが発生したときのお話。輸出者が輸入者に貨物ダメージに基づく返金を約束すること 対義語:デビットノート・d/n(輸入者が請求できる権利)、ネッティング |
CS | ケースの略 |
CTN | カートンの略 |
CTC | 関税分類変更基準のこと。関連:原産地証明書 |
CTH | 関税分類変更基準の内、「項レベル」の変更を求めるルール |
Customs Clearance | 税関に対する申告のこと |
カット日 | 輸出するときは、指定日までに港へ搬入+輸出許可を受ける必要がある。この期限がカット日。ターミナルで作業する人は、このカット日までに準備が整ったコンテナを本船に積んでいきます。カット日に間に合わないと、船積みができずに納期遅れが確定します。 |
CY | コンテナを一時保管する場所 |
CY charge | 同じくアライバルノーティスにのっているチャージの一種です。日本側の港でコンテナを移動させたときの手数料。THCとも表現されることが多いです。 関連:アライバルノーティス |
D/A | 手形の期限に代金を支払うことを約束する物(危険) |
D&B | 世界的に有名な信用格付け会社 関連:ダンレポート、COFACE(欧州) |
D/O | 貨物を引き取るために差し出す書類。入手手順は、アライバルノーティスに記載されている金額を支払う→D/Oを受け取る→ドレー会社に渡す(最近は、ほとんどペーパーレス)→ドレー会社が港で渡す→引き換えとしてコンテナを受け取るという流れです。なお、このときに合わせて輸入許可書が必要 関連:D/Oレス、ディスパッチ、LG、アライバルノーティス |
D/O FEE | 船会社(代理店)がD/O(貨物受取証)を発行するときの手数料。1件あたり5000円ほど。 関連:アライバルノーティス |
D/P | 手形を輸入地の銀行に送って代金を回収してもらう方法 関連:D/A、T/T、L/C |
D/R | 通関業者が作成して、ターミナルに差し出す書類。船荷証券の基 関連:B/L |
DRS | CYとCFS間のショートドレージ代金 関係する人:LCLで輸送する人 課金例:500円/M3 |
DAP | 売り主は、輸入国側の任意の場所まで輸送する貿易条件 関連:インコタームズ |
DAT | インコタームズ2020で廃止 関連:インコタームズ |
DDP | 売り主が輸入国までの運賃、輸入国側の関税等の税まで負担 関連:インコタームズ |
Declaration | 許可書の総称(輸入許可書I/D 輸出許可書E/D) |
Delivery | 貨物を輸送すること。この後にTOが加わると配達先を意味する。 |
Demurrage | 貨物が港に着いたらフリータイム内に貨物をピックアップする必要がある。フォワーダー、船社等にもよるが、搬入日から約5営業日がフリータイム期限の所が多い。このフリータイムを過ぎても貨物を引き取らないと、一日あたり延滞金が発生する。特に特殊コンテナ(リーファー)は、高いため注意する。 関連:ディテンションチャージ |
Destination | 目的地のこと |
DI | 動向指数 |
Discharge | 荷揚げ港 関連:対義語:Port of Loading(積出港) |
Dispatch | コンテナ搬出票 書面が発行されないD/Oの内、必要な手続きを終えた後に発行される。 関連:D/O、D/Oレス |
Doc fee | B/Lなど、船積み書類の発行手数料。アライバルノーティスに記載される「DOC FEE(B/L)」として記載される。 |
Door to door | ドアからドアの配送。いわゆる戸口輸送。身近な物でいえば、EMSやフェデックスなどの小口宅配 |
Drayage Recovery Surchage | 深刻なドレージ不足(コンテナを引っ張るトラック)への対策費 関連:東京港におけるドレージ不足は深刻!東京揚げは注意! |
D/R | ドックレシート。最近は「B/L Instructions」として普及 |
DUTY | 関税の総称 |
E/D | 輸出申告書兼許可書 |
EBS | 燃料割増系のチャージ |
ED | 税関へ提出する輸出申告書の略 |
EMC | 輸送時に加算される割り増し料金 |
EPA | 自由貿易(FTA)とほぼ同じ意味。関税を免税や減税にしているため、自由な貿易取引ができる。 |
ETA | 本船の到着予定日(日本の港へ入る日)です。ETAは、各船会社のサイトへ行き、コンテナ番号などを入力すれば「動船情報」として確認ができる。 |
ETD(ETS) | 本船の出航予定日 |
ex-godown | インコタームズには存在していない。GODOWNは倉庫の総称。 関連:インコタームズ |
EXW | インコタームズの一種。貨物を輸出者や製造者の倉庫などで引き渡す取引 関連:インコタームズ |
F/T | 運賃トンのこと 関連:RT |
FAF | 燃料系の追加チャージの一種 |
FAS | 売り主は輸出国に停泊している船の船側につける。それ以降の費用と危険負担は、買主に移る。 関連:インコタームズ |
FCA | 売り主は、輸出国側のコンテナターミナルの運送人に引き渡すことで引き渡しが完了する 関連:インコタームズ |
FCL | コンテナ単位で輸送すること |
FOB | 売り主が輸出国に停泊する本船の甲板に貨物を載せると危険と費用負担が分岐する 関連:インコタームズ |
FOC | 無料を意味する。主にサンプル品を請求するときに、相手方とのやり取りで使われる。 |
Freight Collect | 荷物を受け取る人が海上運賃などを支払うこと 対義語:フレイトプリペイド |
G/W | グロスウェイト。梱包材などを含めた総重量 対義語:N/W |
GBF | 輸送代金に加算される費用の一種 関連:BAF、EBSなど |
GRI | 海運同盟がタリフ(基本運賃)を一律に値上げすること |
GST | オーストラリアに導入されている税金 |
HBL | ハウスB/Lの略。フォワーダーに輸送依頼する場合、フォワーダーのB/L(マスターB/L)から、ハウスB/Lを発行してもらう。 |
I/L | 輸入するときに特別な許可を必要とする物 |
I/P | インボイスに記載されている価格 |
I/V | 貨物の価格が書いてある書類 |
IC | 直接輸入のこと |
INVOICE | 商品の価格を示す根拠書類。輸出者が作成&発行する。輸入者は、このインボイスを輸入地の税関に提出して申告する。 関連:リインボイス、パッキングリスト、B/L、アライバルノーティス |
IS | 税関の承認を受けて保税蔵置場に貨物を入れること |
IMDG | 危険物の輸送をするときに重要な規則 |
IMO | 国際海事機構 |
IFS | 船社が米国向け貨物に対して課すサーチャージ |
ISPS | 港湾施設の保安強化に対応する諸費用 |
JETRO | 日本貿易振興機構 輸出ビジネスをするときに頼りになる貿易支援機関(国) |
L/C | 輸出者と輸入者の間に銀行を入れて決済する方法 関連:T/T、L/C決済 |
LCL | コンテナ単位未満で輸送すること |
LG | 保証状のこと。何かトラブルになりそうなときに要求される。例えば、B/Lの原本がないのに貨物を引取りたいときは、銀行のLG(保証状)を作成してもらい、これを船会社へ差し入れる。 |
loading | 貨物を船や飛行機に搭載すること |
L/I | 船荷証券(b/l)にリマークなど何らかのトラブルが記載されていると、銀行が書類の買取を拒否する。そのため、輸出者は、少しくらいのダメージには、lリマークを入れないでくれと依頼する。船会社は、この依頼を受けると、L/Iを求めて、船会社は一切責任を負わない旨の書類を要求する。 |
LSS | 燃料系のサーチャージの一種 |
m3 | 貨物の容積。実重量のキロと併記されることが多い。 |
MOQ | 輸入ビジネスなど、最低限、この単位以上であれば、発注できる。 |
MT | 1000キログラムのこと |
N/M | ナノメートル |
N/W | ネットウェイト。梱包材などを省いた正味重量 対義語:G/W |
NACCS | 税関、船会社、フォワーダー、通関業者など、貿易に関連する官庁や民間企業をつなげる巨大なシステムのこと。輸出入の申告などもナックスを使う。 |
NCV | ノーコマーシャルバリュー。商業的価値はないことを意味する予後。サンプル品などのインボイスに記載することが多い。 関連:アンダーバリュー |
NET | 先ほどのN/Wを略して呼ぶ時に使う。 |
NIL | 何もないことを示す。 |
notify party | 貨物の到着を知らせる「アライバルノーティス」の送付先 関連:アライバルノーティス |
NVD | 航空輸送のとき、貨物の運送人に対して貨物の価格を申告しないこと |
Obs | 燃料系の加算金の一種 |
Ocean Freight、o/f | 海上運賃のこと |
Ocean Vessel | 船の名前 例:SITC ○○ |
OLT | 外国貨物のまま国内輸送する「保税運送」のこと |
P/L | 貨物がどのように梱包されているのか説明する書類 |
P/O | 輸入者から輸出者に発行する注文書 |
Pallet | パレットと呼ばれる四角形の板。木製や強化プラスチック製などがある。パレットに載せることで荷の移動を簡単にする。 |
Payment Terms | 支払い期間 |
PC/PCS | インボイスなどに登場する個数を表す単位 |
PE | 恒久的な施設のこと。各国は、PEの有無により、課税対象とするのか?を決めている。 |
PIB | インドネシアの輸入申告書兼許可書のこと |
PL法 | 製造物責任法のこと。輸入品の場合、対象の商品を輸入した人がPL法の責任者に該当する。 |
POA | 通関業者への委任状など指す。 |
POD | 仕向け港 |
POR | 荷受けをする場所 |
Proof of Delivery | 配達証明 |
Quotation | 見積や問い合わせ |
Remark | 貨物に何らかのダメージなどが見つかった場合にB/Lにその旨を記載すること。 |
RT | レベニュートンの略。貨物の容積重量か、実重量の大きい方を運送費の基準にすること。鉄1トンと綿1トンの例示が有名。運送料金は、実重量と容積重量を比べて大きい方を適用する、 |
S/I | 輸出者が通関業者へ発行する船積み依頼書 |
S/O | 船積み指示書のこと 関連:S/I |
S/A | 船積みを完了させた後、輸出者が輸入者に発行する書類 |
Sea Waybill | AWBの海上輸送版 |
SEAL | コンテナに封をする物(鍵のような物) |
SEAL FEE | コンテナに封をする手数料。アライバルノーティスに記載される。 |
Shipper’s Load and Count 又は、Said to contain | B/L上(船荷証券)に記載する不知の文言(船社は中身を関知せず責任を取らないことを意味) |
SO | 輸出者が輸入者に発行する販売契約書 |
SOC | コンテナは、船会社から借りる。輸出者は、借りたコンテナの中に貨物を詰めて輸送。しかし、特殊な貨物については、コンテナ自体を輸出者が所有しているケースがある。これがSOC。 |
SOUND | 純正品の市価を指す。 |
Surrender B/L | 輸出国において、輸出者がB/L発行を受けた後、そのB/Lを船会社に戻したもの。これにより、輸入地側でB/Lの差し入れが不要となり、迅速に貨物を引き取れる。 |
T/T | 最も広く使われている送金方法。銀行振り込みのこと |
Term | 何らかの期間を指す。 |
TEU | コンテナ輸送の説明文を見ると「TEU」の表記を目にします。TEUとは、コンテナ船に積載できるコンテナ数を「20フィート単位」に換算した数字です。20フィートコンテナ=1TEUです。 例えば、20フィートコンテナを10本しか積載できない船は「10TEU」と言います。20フィートコンテナ×5本、40フィート×10本の場合は、40フィートコンテナ1本=2TEUと考えて「25TEU」の積載量があるとします。 |
THC | ターミナルハンドリングチャージ。積地/揚げ地のコンテナターミナル内で発生する諸費用(コンテナヤードの移送、空コンテナの回送費用など) |
Trade Terms | 貿易条件のこと 関連:インコタームズ |
ULD | 航空機内に積載する小型コンテナの総称 |
Under Value | 本来の価格よりも低く申告する行為 関連:アンダーバリュー |
Vanning | コンテナの貨物を積み込みこと 対義語:デバンニング |
VAT | 付加価値税=日本でいう消費税 |
Vessel | 船のこと |
VGN | コンテナ貨物の総重量 |
VIA | 経由すること |
voyage | ボヤージュ。船の番号のこと |
Waybill | 単なる送り状のこと |
WH | 倉庫のこと 関連:Warehouse out(倉出し) |
Wharfage | ふ頭の使用料金 |
WM | 貨物の重量又は容積のこと |
YAS | 海上運賃に追加で加算される料金。船会社から荷主(輸入者)に請求される。請求の内訳は、アライバルノーティスにまとめられいる。請求の名目は様々。燃料調整なんたらや~、為替変動~など。 関連:アライバルノーティス |
インコタームズ | 貿易取引を円滑に進めるための取引条件の型。この型を基準にすることにより、輸出者と輸入者のするべきことが明確になる。 |
インタクト輸送サービス | 航空輸送に関すること。出発地(輸出国)においてフォワーダーが荷主から貨物を受け取り「ULD」と呼ばれるパレットに積み付け、航空会社に引き渡すサービス。 |
インランドデポ | 内陸に設けられた通関施設の総称 ICD |
エサフォーム | 商品などを梱包するときの緩衝材。簡易保冷や断熱効果などがある |
カートン | ダンボール一箱を指す。 |
クーリエ | ドアツードアの配達の総称 |
コンサイニー | 貨物の荷受人=輸入者のことを指します。B/L上ではconsigneeと表される。 対義語:シッパー |
サレンダー(surrender) | 輸出国において商品を預けると、B/Lが発行される。このB/Lを受け取ったときに、船会社に差し戻すとサレンダーになる。サレンダーにすると、輸入国側でB/Lの原本が不要で引取りができる |
シッパー | 荷送り人=輸出者 関連:コンサイニー |
重量割り増し | 一個当たりの重量が一定基準を超えた場合に適用されるサーチャージ |
スプリット | 指定の航空便に載せきれないなどの理由により、他の航空機に分割して運送すること 関連:ドロップ |
船社費用 | 海上輸送をするときに必要な費用の総称 |
背高コンテナ割増金 | 背高コンテナ(ハイキューブ)利用したときにかかる料金 |
タリフ | 基準となる運賃。例:海上運賃のタリフ、ドレージのタリフ、混載便のタリフなど |
建値 | 価格を建てる根拠。貿易取引では、次の2つの意味があります。
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ディスクレ | 信用状取引のときに、信用状の情報と貿易書類が不一致に至ること 関連:L/C決済、ペイパル、エスクロー |
ディテンションチャージ | コンテナを搬出後、デバン。その後、空のコンテナを指定期間内に戻さないときに課されるチャージ 関連:デマレッジ |
デスティネーションデリバリーチャージ | 船社が米国の揚げ地で貨物をに渡しする際の費用をカバーするため費用 |
デバン | 輸入したときにコンテナから荷物を出す作業 反対語:バンニング 関連:ドレージ |
ドラフト | 手形、水面から舟底までの距離又は、下書き。 |
ドレージ | 20フィートなどのコンテナを移動させること 関連:D/O、デバン、FCL、CY、CFS、デマレッジ |
ネゴ | 交渉すること |
ノミネーション | 船積みをするために船積みを依頼するときに、予定の船は、コンサイニー(荷受人)からの指定ですか?と問われるときに使われる。 |
バース | コンテナターミナルの一部分 関連:はしけ |
バイコン | バイヤーズコンソリの略。フォワーダーが複数の貨物を一緒に詰めて、一つのコンテナにすること |
パッキングリスト | 荷物の大きさ、重量、数量などを示す書類。インボイスなどと合わせて税関申告で必要となる。 関連:インボイス、B/L、アライバルノーティス |
フィーダー船 | ハブ港と地方港を連絡する船の総称。フィーダー船には、外航と内航の2種類がある。一般的には、上海やシンガポールなどのハブ港と日本の港を結ぶ船を指す場合が多い。詳しくは、フィーダー船の意味を理解しよう! |
フォワーダー | 輸出入者に代わって貨物の輸送部分を手配する業者 |
フォワーダーズパック | フォワーダーやコンソリデーターなどが自ら「荷主」となり、船社等と運送契約を結ぶこと。この場合、船社から発行されるB/Lのシッパー欄は、フォワーダー名、コンサイニー欄は、フォワーダー自身又は、フォワーダーと提携するパートナーになっている。対義語:シッパーズパック |
フリータイム | 輸入後、コンテナターミナルや蔵置場などから無料で引き取れる期間 |
ブレイクダウン | パレットに組んだ航空貨物をばらすこと |
マニフェスト | 積荷目録。船主が輸入国の税関に提出する品目の一覧 |
ミニマムルール | シッパーズパックかつ、占有使用する場合は、1個のコンテナに詰め込むべき最低の物量が決まっている。これがミニマムルール。 コンテナの完全利用をはかるための仕組み。容積立て、重量建てのそれぞれにコンテナ最大積載量の何%または何トンなどが基準。 |
ヤード | コンテナターミナルともいう。 |
ユーザンス | 支払いの猶予期間 |
ラッシング | 在来船の甲板上で荷崩れを防止するためにワイヤーなどで固定 |
リマーク | 積荷にダメージがあったときにB/Lにその旨を記載すること 関連:荷印 |
リリース | 貨物や書類などを手放す総称 |
レンジアウト | 基準の枠内から著しく外れること。例えば、税関の輸入申告価格がレンジアウトすると、税関検査に当たりやすい。 |
引き合い | 買いたいや売りたいなど、何らかの商行為の求めの総称 |
横持ち | コンテナターミナル周辺は、保税地域から保税倉庫への輸送や、保税地域から税関検査場などに輸送することを指す場合が多い。その他、ある目的を達するために必要最小限に輸送する意味合いがある。コンテナの場合は、ショートドレージともいう。 |
乙仲 | 意味を深く考えない方が良い。通関業者や港湾業者全般を指すと考えればよい。 |
荷印(Shipping MarkI | 貨物の所有者を識別するために、貨物の外装には、固有のマークを入れる。これをパッキングリストやB/Lなどに記載して書類と荷物の整合性を保つ。 |
荷姿 | 荷物がどのように梱包されているのか?まとまっているのか?を示す。 |
荷主 | 荷物の所有者 |
荷受人 | 荷物を受けとる人、別名コンサイニーまたは輸入者 |
荷送人 | 荷物を送る人、別名シッパー又は輸出者 |
荷揚げ港 | 輸入港 |
危険負担 | インコタームズが定義する負担の一種。危険とは、万が一、貨物が紛失、滅却、ダメージなどが発生したとき、その責任を負うのは、どちらなのか?を明確にすること |
空港止め | 仕向け地を空港として、そこから先の全ての手配は、輸入者が行う。 |
決済条件 | どのようにお金を支払うのか?又は、それをいつ実行するのか?を明確にすること |
工場渡し | インコタームズの一種。別名:EXW。輸出者は、自社の工場や倉庫で輸入者に貨物を受け渡す取引 |
才 | 一尺の立方体の体積。1才=0.0027826立方メートル 重量:8KG |
車上渡し | トラックの荷台に積み込んだ状態で荷物の受け渡しをすること。荷物にあげる責任、荷物を卸す責任などは、すべてインコタームズで細かく定義されている。 |
上屋 | 輸出入貨物を一時保管するための施設。大きな特徴は、壁が一切設けられておらず、柱と屋根のみで構成されていること。最も似ている施設は、ガソリンスタンド |
対査 | 輸入許可書などの明細を確認すること |
通関 | 税関への輸出入申告の総称 |
通関料 | 通関業者に対して支払う料金。1件11800円の法定料金 |
評価 | 輸入申告価格の決定原則に基づく、加算するべき価格の総称 |
保険証券 | 海上や航空輸送中に貨物に何らかのダメージがあったときにカバーする保険の証券 |
保税運送 | 別名、OLTという。外国貨物の状態のまま日本国内を輸送すること |
関税割当 | 一定の数量内の輸入を低い税率、それを超える部分を高い税率にする仕組み。低い税率を一次税率といい、これは、日本全国で数量の枠がある。代表例が革、チーズなど。 |
容積 | 貨物を縦、横、高さをかけて、M3などに換算した値。 |
容積重量 英語 | 上記の容積に対して、規定の指数をかけることで得られる重量 例:混載便輸送の場合は、容積×280 |
燻蒸(くんじょう) | 虫が付着している貨物に対して、植物防疫法に基づき、虫を取り除く作業 |
20フィートコンテナ | 約6mのコンテナとう輸送用の容器のこと。この倍が40フィート 関連:FCL |
自由販売証明書 | 輸出する商品が輸出国で自由に販売できることを証明する書類。特に東南アジアに化粧品、食料品などを輸出するときに求められることが多いです。 関連:食品→各地の厚生労働省、化粧品→日本化粧品工業連合会 |
第5輪 荷重 | 第5輪とは、けん引自動車の「けん引装置」のことです。ここにかかる荷重のこと |