W杯カタール大会予選ストイコビッチ監督率いるセルビア代表がホームでアイルランド、ポルトガルと対戦

2018年W杯ロシア大会（2018 World Cup）では本戦グループリーグ敗退に終わったセルビアは、今予選でクリスティアーノ・ロナウド（Cristiano Ronaldo）を擁するポルトガル、アイルランド、アゼルバイジャン、ルクセンブルクと同じグループAに入っています。ここで2勝できれば、早くもかなり1位突破に向けて盤石なスタートになるので、クロアチア以上に正念場を迎えます。

セルビア代表の新監督はドラガン・ストイコビッチ

 Euro 2020本戦出場を逃したことを受け、昨年12月にリュビシャ・トゥンバコビッチ（Ljubisa Tumbakovic）監督を解任し、ストイコビッチ氏が後任に就くことになったのです。

　セルビアサッカー連盟（FSS）のマルコ・パンテリッチ（Marko Pantelic）副会長が、て「細かな部分をまだ解決しなければならない」とした上で、今週にも正式に就任を発表すると話した。パンテリッチ副会長は「契約はまとまっている。ドラガン・ストイコビッチがセルビア代表の新監督だ」と話したのです。

　ストイコビッチ氏は旧ユーゴスラビア代表として1983年から2001年にかけて84試合に出場。また、Jリーグに挑戦した欧州の一流選手の先駆的存在として、アーセン・ベンゲル（Arsene Wenger）氏が指揮した名古屋グランパス（Nagoya Grampus）で8年プレーしていましたね。

　現役引退後は、セルビア1部リーグのレッドスター・ベオグラード（Red Star Belgrade）の会長を短期間務めた後、指導者に転身し、名古屋の監督を経て、2020年まで中国スーパーリーグ（1部）の広州富力（Guangzhou R&F）を5年間率いています。

日本人としてはセルビアのストイコビッチというのはセルビアの代名詞になるくらい有名ですから、応援したくなりますね。