クロアチア政府、今週末までにコロナロックダウンの出口戦略を最終決定

ボジノヴィッチ
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(写真:HINA / EdvardŠUŠAK/)

クロアチア政府は、コロナウイルスCOVID-19によるロックダウンからの脱却のための包括的な戦略を準備しており、今週の終わりまでにダボールボジノビッチ内務大臣によって打ち出される可能性が高いを火曜日に発表されました。

徐々に欧米で経済活動も再開しようという動きがあるようですね。

コロナウイルスの危機管理チームの議長を務めるボジノビッチは、政府は今週の終わりまでにいくつかの段階を含む戦略を最終化し、専門家と話し合い結論を出すと述べています。

「社会のすべての利害関係者のニーズを満たすために調和を図り、疫学者にリスク評価を行ってもらうことが重要です」とボジノビッチは危機管理チームによる定期的な記者会見で述べています。クロアチアは2月25日にコロナウイルスが発生して、3月中旬に厳格な封鎖措置がされました。もう、1ヵ月半。

クロアチアの商工会議所から発表された、ほぼすべての小売店の再開を含む、コロナウイルスの発生による制限の緩和を求める声にボジノビッチは「この状況はすぐには終わらないだろう」と言っています。

クロアチアは感染防止に向け、頑張っていると思いますが、観光業が破綻しては国が持たないので、なんとかしたいところでしょう。そんな中、観光に貢献しているのが、入国規制措置の取られていないチェコ共和国からの観光客です。チェコはコロナウイルスがそこまで問題になっていません。また、クロアチアも隣ではなりますが、イタリアやスペイン、フランスのように感染拡大をしていない国として、コロナウイルス化でもターゲットにしやすい観光地をして、チェコからはピックアップされています。

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