こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。
クロアチア、セルビアと紹介してきましたが、同じ旧ユーゴのボスニア・ヘルツェゴビナ代表も紹介したいと思います。ボスニアのスタメンというと戦力値的には若干劣る感じもするかもしれませんが、代表のパフォーマンスはかなりいいなと思っています。
攻撃力もあって、列強でもそう簡単に勝てないと思っているはずです。実際に試合してみると思ったよりやるなという感覚を常に残していると思います。いろいろ難しい問題を国としては抱えて成り立っているボスニアですが、セルビア系、クロアチア系、ムスリム系という垣根を超えて、旧ユーゴの醍醐味が詰まったチームだと自分は思っています。
サッカーボスニア代表市場価値ランキング
第1位(ミラレム・ピャニッチ1990年生まれ、180CM)
市場価値:4500万ユーロ:バルセロナ 代表92試合
💙❤️ @Miralem_Pjanic es el nuevo 8️⃣ azulgrana. #PjanicCuler pic.twitter.com/g5pGXSFdsx
— FC Barcelona (@FCBarcelona_es) September 15, 2020
自分的にはブロゾヴィッチやラキティッチとプレースタイルが被るんですが、まず、ボスニア代表でバルサってちょっとボスニア国民にはちょっと感動的ですよね。しかし、彼、面白いことにルクセンブルグのユース出身なんですね。代表はボスニアを選択というコバチッチとかラキティッチと同じ系譜ですね。
ローマではピャニッチはユヴェントスの中盤の頭脳であり、戦術的な理解と知性を示している。怪我や欠場も少なく、フリーキックのできて、突破力もあるので、ラキティッチの代役にはなるでしょう、中盤の底でのゲームメークの中で、突破力やフリーキックなどの持ち味をバルサでも出せるか注目したいですね。
第2位 セアド・コラシナツ(1993年生まれ、183CM)
市場価値:1600万ユーロ:アーセナル 代表31試合
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左下真ん中がコラシナツです。ボスニア不動の左サイドバック。身長183CMと超マッチョな体躯でゴリゴリ、左サイドをかけあがる万能というと個性がないようですが、スピードもあって、パスの1級品で、このガタイで相手を飄々とかわしていくテクニックもあります。
ディフェンスもフィジカルコンタクト上等でタックルなどガツガツしてきます。相手からするとキラーマシーンのようなコラシナツ。
第3位 エディン・ヴィスチャ(1990年生まれ、172CM)
市場価値:1250万ユーロ:イスタンブール・バシャクシェヒルFK 代表52試合
エディン・ヴィシュチャは、ユーゴスラヴィア・オロヴォ出身。右のセントラルミッドフィルダーを主戦場としています。トルコリーグではスター選手。スピードと瞬発力そして、キャプテンシーのあるウイングストライカーです。得点力も申し分ないです。2018年の韓国との親善試合でハットトリック決めていたのが、特に印象的。所属がトルコリーグなので、若干知名度が落ちるので注目されないですが、代表で出てきた時は要注意ですよ。
第4位 エディン・ジェゴ(1986年生まれ193cm)
市場価値:1000万ユーロ:ローマ 代表108試合
Just 5️⃣ more goals needed to reach the Top 3️⃣!
#ASRoma #TorinoRoma
https://t.co/GLocml4WdM— AS Roma English (@ASRomaEN) July 30, 2020
エディン・ジェコ(Edin Dzeko)は1986年の3月に、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで生まれです。ボスニアの大エースですね。マンチェスターシティーや今、在籍のローマでも中心選手として活躍してきました。
特にポストプレーでは裏を取りに行くタイミングが秀逸です。これもベテランならではの味があります。もちろんポストプレーだけでなく、ボディバランスもいいので、いろいろな体制から正確なシュートを放ちます。また、この上背ですからヘディングも得意です。
Nothing was stopping this @EdDzeko strike…🔥
Columnist @SamBanno1 picks out four of the best goals from our 2019-20 Serie A campaign!
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— AS Roma English (@ASRomaEN) August 10, 2020
年齢も34歳ですが、非常にポストプレーがうまく相手を抱えながらのパスも正確。まだまだ、代表でもクラブでも重宝する選手でしょう。
第5位 ラデ・クルニッチ (1993年生まれ184cm)
市場価値:650万ユーロ:ACミラン 代表13試合
ボスニア・ヘルツェゴビナ・フォチャ出身のサッカー選手。
https://www.instagram.com/p/CA8IvCAiyi7/
ACミラン所属のクル二ッチ。ミランのデブライネと言われる彼。同胞?のレビッチとイブラヒモビッチとも一緒というのは旧ユーゴファンとしては非常に熱い。
クルニッチは184cmとサイズがあり、攻守両面で貢献できるタイプのセントラルMFです。攻撃面では縦へボールを持ち運ぶこともでき、相手のプレスをいなすテクニックもある。守備面でも体のサイズを活かして1対1の攻防を制するなど、攻守両面でプレイできるモダンなMF。ハムシクのようだと言われることもあるそうですが、彼のほうがよりテクニシャンでフィジカルも強いと自信たっぷり。僕は彼よりもフィジカルのクオリティがある。そんなクル二ッチの憧れはカカーだったそうですが、デブライネも自分に似ていると思っているみたいですよ。
この5名をみただけでもボスニア代表の主軸はなかなかの強者ぞろいですね。6位から10位も更新しようと思います。
番外編 アメル・ゴヤク(1997年生まれ184cm)
市場価値:500万ユーロ:ディナモ・ザグレブ 代表13試合
個人的に注目しているのが、ディナモザグレブで中心選手となっているアメル・ゴヤクです。ミラレム・ピャニッチの後継者となりそうです。精度の高い両足のキックが特徴で直接FKも大きな武器。本職はトップ下だがサイドやボランチ、状況によってはCFとしてもプレー可能。2018年にA代表デビューしています。