こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。
今回はサッカークロアチア代表のライバルのセルビア代表の市場価値を調べてみようと思います。個々ではクロアチアとほぼ同格の戦力がいるので、”チームがまとまれば!”大躍進もありえるのではないかと思っています。セルビアはまた、EURO2020プレーオフが迫っています!今、話題のハーランドとウーデゴーアのいるノルウェーと対戦。これも楽しみですね。
- 1 セルビア代表2020年9月市場価値ランキング
- 1.1 第1位 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(25歳、191cm、代表13試合)
- 1.2 第2位 ルカ・ヨビッチ(23歳、182cm,代表7試合)
- 1.3 第3位 フィリップ・コスティッチ(27歳、184cm,代表34試合)
- 1.4 第4位 二コラ・ミレンコビッチ(22歳、195cm,代表20試合)
- 1.5 第5位 ネマニャ・マクシモビッチ(25歳、189cm,代表21試合)
- 1.6 第5位 ドゥシャン・タディッチ(31歳、181cm,代表69試合)
- 1.7 第5位 ルカ・ミリヴォイェヴィッチ(29歳、186cm,代表37試合)
- 1.8 第5位 アレクサンダル・ミトロビッチ(26歳、188cm,代表57試合)
- 1.9 第9位 二コラ・マクシモビッチ(29歳、193cm,代表13試合)
- 1.10 第10位 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
セルビア代表2020年9月市場価値ランキング
第1位 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(25歳、191cm、代表13試合)
市場価値:6500万ユーロ:ラツィオ
https://www.instagram.com/p/Br29c77hfUI/?utm_source=ig_embed
第1位はセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチという長い名前の彼。なぜかというと実は彼サビッチはスペイン生まれで、セルビアとスペインの国籍2つ持っています。
サビッチの身長は191センチです。かなり大きい選手で、見た目にもガッチリしていることがわかると思います。しかし、ここはいかにも旧ユーゴらしくデカくてうまい選手です。
ポストプレーの起点にもなれるし、中盤でボールを受けて展開するターゲットマンとなっています。中盤で頭で受けて、そのままフォワードが得点なんてこともあります。
セルゲイはそれだけでなくボールテクニックにも優れています。キックの精度に良いものがあり、パスをさばける選手です。長めのパスはより上手が際立ち、相手守備陣の背後にロングボールを出すのも得意です。とにかくいろいろと規格外なニュースタンダードを持った選手。また、得点能力も非常に高く、MFで二けた得点をたたき出しています。
第2位 ルカ・ヨビッチ(23歳、182cm,代表7試合)
市場価値:3200万ユーロ:レアル・マドリード
https://www.instagram.com/p/CBvRAJhIeTB/
第2位は昨年、鳴り物入りでレアル・マドリードに入団した。セルビアのファルカオ。ちょっと古いですかね。ルカ・ヨビッチ!!クロアチア代表のアンテ・レビッチや長谷部とフランクフルトで偉業を達成したので、セルビア代表では一番ホットな選手でした。
が、コロナ禍で入ったレアル・マドリードではスタメンの一角にはなれず、今のところ期待外れと言われていますが、モドリッチですら、1年目は適応に苦しみましたから、2年目はやってくれるのでは。
セルビア代表でもミトロビッチにスタメンを譲っていますが、市場評価は彼の方が上。
https://www.instagram.com/p/CCuGg5QIqSX/
イメージとしては、ベンゼマのイメージに近いです。ベンゼマも黒子役からストライカーまで演じられる万能選手。
ヨビッチを語る上で、有名な話ではありますが、両足の精度が本当に同等レベルで高いです。ヨーロッパのどんな上手い選手でも利き足ではない方で、蹴る際は少なからず精度は落ちてしまいますが、レビッチは同等レベルで扱えます。ボレーの精度は左足の方がいいんじゃないかと思うくらいです。
第3位 フィリップ・コスティッチ(27歳、184cm,代表34試合)
市場価値:3200万ユーロ:フランクフルト
https://www.instagram.com/p/B8KT9fnoTE2/?utm_source=ig_embed
第3位はコスティッチです。彼もフランクフルトですから、ヨビッチ、レビッチ、ハラー、ガチノビッチがいたフランクフルトが強力なのもわかる。突破力が半端ないです。左サイドを縦横無尽に走り回り、後半の最後まで仕掛け続けます。クロス精度も高い。左利きの左サイドアタッカーですが、ゴールを量産。あまりカットインすることがないのにゴールを量産しているところがかなりすごいです!守備でも献身的で、コスティッチ自体恐ろしいスタミナを持っているので、試合終了まで、走り続けます。
第4位 二コラ・ミレンコビッチ(22歳、195cm,代表20試合)
市場価値:2700万ユーロ:フィオレンティーナ
【公式発表】ヴィオラ、パルチザンから195cmの大柄CB獲得 U-21セルビア代表としてU-21ユーロ参戦中https://t.co/Kq1lY5eQYZ
フィオレンティーナは16日、パルチザンからセルビア代表DFニコラ・ミレンコビッチ(19)を完全移籍で獲得。契約期間は5年。 pic.twitter.com/61eQskT5dC— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) June 17, 2017
セルビア代表のネクスト”ビディッチ””母国のパルチザンで台頭したミレンコビッチは2017年にフィオレンティーナへ加入。3バックと4バックのセンターバックに加え、右サイドバックもこなす汎用性が高い195cmの若手DFです。抜群の空中戦の強さと長いストライドを生かした幅広い守備範囲、一定のボールスキルと、総合力の高いプレーでイタリア国内での評価を高めています。
第5位 ネマニャ・マクシモビッチ(25歳、189cm,代表21試合)
市場価値:2000万ユーロ:ヘタフェ
日本代表の柴崎岳の同僚のネマニャ・マクシモビッチ。2017年夏にカザフスタンのアスタナからバレンシアに移籍したセントラルMFを本職に右MFでもプレー可能なマクシモビッチ。セルビア代表の中でも市場価値を近年、急上昇させている選手で、1年半で5倍に市場価値をあげています。その意味ではヘタフェよりも上位のクラブに加入するのでは?とも思ってしまいます。ロシアワールドカップではギリギリ選出されませんでしたが、最新の試合では見事にスタメンを奪取。今後に期待!
第5位 ドゥシャン・タディッチ(31歳、181cm,代表69試合)
市場価値:2000万ユーロ:アヤックス
”アヤックスのロナウド””ことドゥシャン・タディッチが第6位に。18-19シーズンにCLで旋風を巻き起こしましたね。タディッチは素晴らしい個の能力を持っています。
CLで魅せたマルセイユ・ルーレットを覚えている方は多いのではないかと思います。ポジションニングもうまくてラストパスも供給できて、とにかくフットボールが上手い。彼のプレーは見ていて楽しいですよね。キックの質も半端ではないです。
上位6人見ただけでもセルビアがノルウェーには負けなそうなんだけど。
第5位 ルカ・ミリヴォイェヴィッチ(29歳、186cm,代表37試合)
市場価値:2000万ユーロ:クリスタルパレス
知る人ぞ知るクリスタル・パレスの鉄人。一昨加入以降、ほとんどの試合でフル出場を果たしている「鉄人」ルカ・ミリヴォイェヴィッチは代表でも安定したプレーを披露。PKキッカーでもある彼は7回中6回のPKを成功し、その得点力もあるのですが、セルビア代表にも選出されず。ミリヴォイェヴィッチが選出されないというのはセルビア代表もクロアチアと同じく中盤の陣容が相当に駒がそろっているから。
第5位 アレクサンダル・ミトロビッチ(26歳、188cm,代表57試合)
市場価値:2000万ユーロ:フラム
Since the start of 2018, Aleksandar Mitrović 🇷🇸 has scored 74 goals in 126 matches for Fulham & Serbia.
Tonight was his 50th for Cottagers, on his 26th birthday to seal the 1-0 win in their #EFLCup match vs Ipswich.
Serbia's soon-to-be record goalscorer 🔥 #Mitrovic #FulhamFC pic.twitter.com/frhoLlVwhT
— Nebojša Marković (@MarkovicNeb) September 16, 2020
出ました。所属クラブフラムでは”FIRE”の異名を持つ、フラムの核弾頭。昨年はフラムの昇格を昇格に導きました。188cmの大型FWアレクサンダル・ミトロビッチ。
25歳のストライカーはプレミアリーグでもプレイした実績を持っており、昨季は2部で26得点を記録。チームの昇格に大きく貢献した。
とりあえず、挨拶替わりにシュートを放つような選手で。とにかくシュート意識が高く、体躯も格闘家のようで空中戦もマンジュキッチといい勝負ですね。セルビア代表ではヨビッチを差し置いて、ワントップの座に君臨。
彼はどのDFと対戦するかを気にしないんですよね。常にDFを苦しめている。空中戦でも強力だし、彼の周りのスピーディーな選手を活かしてミトロビッチにペナルティエリアでボールを与える展開を望むよ。彼はDFを苦しめ、ゴールを奪える。
ミトロビッチは2部レベルのストライカーではなく、プレミアのDFとも戦えるはず。
第9位 二コラ・マクシモビッチ(29歳、193cm,代表13試合)
市場価値:1800万ユーロ:ナポリ
BREAKING: #Napoli defender Nikola #Maksimovic has joined #SpartakMoscow on-loan via @SkySport pic.twitter.com/pqe1bt2wKT
— Steve Mitchell (@barafundler) January 26, 2018
プリシュティナ(コソヴォ/旧ユーゴスラヴィア)出身のマクシモビッチ。こちらも着々と自分価値をあげてきたセルビア不動のセンターバック。スタメンに2人のマクシモビッチがいるわけですね。本職のセンターバックに加え、右サイドバックや右ウイングバックでもプレーできます。
第10位 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
市場価値:1600万ユーロ:フィオレンティーナ
https://www.instagram.com/p/CDRC1LHpaDF/
いや、なんかムチャクチャ貫禄ありますね。柄わるーって感じしていますが、こちらが190CM、2000年生まれのセルビア代表の大型FWのドゥシャン・ヴラホビッチです。実はコロナウイルスに感染したことで大きな話題を呼んでしまった彼ですが、ポテンシャル特大です。
いや、この選手。この年齢でなんか、この落ち着き。肝がすわっている感がいいですね。1年間で市場価値を5倍にあげています!これはミトロビッチもヨビッチもうかうかしていられない。
EURO2020プレーオフは10月7日
いや、セルビア代表も間違いなくタレントぞろいなんですが、なぜか結果が出ていない今までのクロアチア代表みたいですね。スタメンみると知る人にはかなり豪華とわかるはずです。EURO2020プレーオフ楽しみですね。これで勝ち上がると本戦ではクロアチアVSセルビアというカードが実現するので、個人的には是非みてみたい!無観客でね!!