子育てにも?”ジョーティッシュ”ハウス11に惑星がある時の意味

jyotish
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11ハウスが表すもの

利益、獲得、姉、兄、友人、嬉しい便り。11ハウスへの悪い影響は、兄、姉を失う、友人を失う、富の損失、嬉しくない知らせ。

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11ハウスに在住する惑星の意味

太陽

長生き、裕福。配偶者、子供、たくさんの部下を持つ。楽に成功する。賢く節度がある。

高潔、寛大。裕福で配偶者や子供に恵まれる。内省的で物静か。事業で成功する。大きな土地を持つ。

火星

話し方に説得力があり雄弁。賢く裕福だが好色。土地を持つ。権力を持つ。

水星

科学の分野に関する知識がある。頭が切れ、知的。裕福、誠実、幸福。エンジニアとして成功する。

木星

長生き、大胆、裕福、知的、有名。音楽が好き、多くの友人を持つ。

金星

放浪癖がある。富を得て、あらゆる快適さや贅沢を手に入れる。女性に弱く、女性を求める。人気があり友人が多い。

土星

多くの従業員を持つ。友人が少ない。楽しいことを求める。政府に関することで収入を得る。長生きで健康的。政治に携わる。

ラーフ

軍隊に入る。裕福、有名、学識がある。子供が少ない。耳のトラブル。海外で富を得る。

ケートゥ

物をためこむ癖がある。投機的なことによる金銭の損失。高潔で、多くの良い資質を持つ。事業で成功、慈善事業に携わる。

最も収入を得られる、また社会的にも飛びぬけて高い地位や称号を表すハウスにも関わらず、インド占星術の体系の中での位置づけはあまり良くないのである。

惑星がこのハウスを支配する場合、もう一方が6、8、12室などのドゥシュタナハウスである場合、ドゥシュタナハウスの凶意を最大限に引き出すと言われている。

この例として、牡牛座ラグナにとっての8、11室支配の木星は機能的な大凶星であり、あるいは射手座ラグナにとっての6、11室支配の金星は機能的な大凶星である。

そういった11室の本質について考える時に思い浮かぶのが、ロックフェラーやロスチャイルドなどの世界の大富豪である。あるいはビルゲイツなどを思い浮かべてみてもいいかもしれない。

彼らの伝記などを読むと、彼らのビジネスが発展期にあった時、彼らが策略家でしばしば手段を選ばず、市場を独占するために競争相手を容赦なく叩きつぶし、露骨に闘争してきた血なまぐさい経歴が必ずあるのである。

そして彼らが闘争に勝利して社会の有力者となり、ゆとりが出てくると、晩年などに慈善家として名をはせるのである。そして、その慈善家としてのPRにかなり成功して、彼らは晩年には社会に貢献する名士としてのイメージが定着するのである。