2020年最後のクロアチア代表の3試合が行われます。
クロアチアは今年11月に最後の3試合を行います。11月11日にイスタンブールでトルコとの親善試合を行い、ポルトガルとスウェーデンとネーションズリーグで対戦します。この3試合で来年のEURO2020に向けて、メンバーを大方決めてくるのではないでしょうか?
今回で大きく変更になったのは、
イエドヴァイが代表落選、トマ・バシッチが初選出
イエドヴァイ落選(予備招集)これは、前から予想できたことで、クロアチアメディアも支持しているのかなと思います。
クロアチアは2020年を勝率5割以上で終えたいところですが、9月からのフランスとポルトガルに対する大敗はやっぱり痛いです。
ダリッチ監督は23人の選手を代表リストを選び、さらに8人に予備招集を送りました。その中には、ボルドーのミッドフィールダーであるトマ・バシッチが初めて参加しました。
アンテ・レビッチはまだ肩の怪我から回復しており、準備ができているかどうかは定かではありませんが、予備招集に入っています。
今回は、オルシッチが代表に入り、アントニオ・ミルコ・チョラク、ロヴレ・カリニッチ、マリン・ポングラチッチも予備招集に入っています。
クロアチア代表メンバー23名
GK
イヴォ・グルビッチ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
シモン・スルガ(ルートン・タウン/イングランド)
ドミニク・リヴァコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
DF
ダリオ・メルニャク(チャイクル・リゼスポル/トルコ)
ドマゴイ・ヴィダ(ベシクタシュ/トルコ)
ドゥイエ・チャレタ=ツァル(マルセイユ/フランス)
ドマゴイ・ブラダリッチ(リール/フランス)
ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ/スコットランド)
フィリプ・ウレモビッチ(ルビン・カザン/ロシア)
デヤン・ロブレン(ゼニト/ロシア)
MF
ニコラ・ヴラシッチ(CSKAモスクワ/ロシア)
マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア)
マルセロ・ブロゾビッチ(インテル/イタリア)
ミラン・バデリ(ジェノア/イタリア)
マルコ・ログ(カリアリ/イタリア)
マテオ・コバチッチ(チェルシー/イングランド)
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
FW
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
ヨシップ・ブレカロ(ヴォルフスブルク/ドイツ)
イバン・ペリシッチ(インテル/イタリア)
アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン)
ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
ミスラフ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ)
◆クロアチア代表予備メンバー8名
GK
ロヴレ・カリニッチ(アストン・ビラ/イングランド)
DF
ミレ・シュコリッチ(オシエク)
ヨシップ・ユラノビッチ(レギア・ワルシャワ/ポーランド)
マリン・ポングラチッチ(ヴォルフスブルク/ドイツ)
ティン・イェドバイ(アウグスブルク/ドイツ)
MF
トマ・バシッチ(ボルドー/フランス)
FW
アンテ・レビッチ(ミラン/イタリア)
アントニオ=ミルコ・チョラク(PAOK/ギリシャ)
今年の最後の試合は、ダリッチがヨーロッパ選手権で誰が使えるかの試金石となるでしょう。左サイドはブラダリッチとバリシッチがいますが、ヴルサリコのいない右で大きなサプライズとなっているのが、フィリップ・ウレモビッチです。彼を3試合で2試合くらい使ってさらなる成長、そして見極めを行うのではないかと思います。
クロアチア代表チームは11月9日にイスタンブールに集まり、トルコとの試合の翌日、ストックホルムに移動します。そして、スウェーデンとの試合直後にスプリットに移動します。
CLと代表戦だけでもずいぶんハードですね…
現在、ネーションズリーグは1勝3敗。最終ラウンドの主な目標はエリートグループにとどまることです。
アウェーでスウェーデンに勝利すれば実現できるが、ポルトガルにホームで勝ちたい。
前回のポルトガル戦での大きな違いは今回はルカ・モドリッチがプレーすることです。試合はポルジュドで行われますが、観客を動員するかどうかはまだ疑問です。
クロアチアのコロナウイルス患者が増えています。直近で観客を禁止する措置を通過させました。この措置は今後2週間有効ですが、疫学的状況が改善されない場合は簡単に延長できます。
クロアチア代表のスプリットでの試合はすごいいい雰囲気になるので、ハンガリー戦のようにクロアチア代表の一体感を作る2020年最後の試合になってほしいですね。ポルトガルに勝ちたいなあ。