ネーションズリーグ2試合を消化して、なんとかエンジンのかかってきたクロアチア代表。ディフェンス面も何試合か消化すればよくなるかとは思いますが、次節に招集したい3名の若手を消化します。
ブラダリッチ、グアルディオル、ポングラチッチ
マリン・ポングラチッチ
ポングラチッチはブンデスリーガでヴォルフスブルクに所属し、非常に頭角をあらわしてきた選手で今回、ポングラチッチがいなかったのは非常に痛手でしたね。ストッパーとしてはクロアチア代表DFの中でも今や最も優秀かもしれません。
22歳のマリンポングラジッチは、ヴォルフスブルクでは不動のレギュラーでレッドカードで3試合を欠場しましたが、ほぼ、フル出場。何気に得点力もあり、ストッパーながら2ゴールをあげています。
非常にジャンプ力があり、球際に強くモダンなストッパーの理想であり、彼が最高のクロアチアのストッパーになることを確信しています。ポングラチッチはドイツで育ちましたが、ニコ・コバチやロバルト・コヴァチのように、彼の夢はクロアチア代表でプレーすることです。ダリッチ監督に招集された時は大喜びだったそうですが、今回は本当に残念。
単核球症のため、彼はポルトガルとフランスとの試合に参加できませんでしたが、ポングラチッチはクロアチアのサッカーの未来であり、クロアチア代表のイレブンに入るでしょう。
ヨシップ・グヴァルディオル|NKディナモ・ザグレブ
2番手ストッパーだと、2002年生まれ、まだ、18歳。彼は世界で最高のコーチの1人であるマルセルビエルサを60分のヨーロッパの試合で感動させたプレーヤーで、リーズまたはライプツィヒに行くのではないかといわれています。三拍子揃った未来の守備リーダーセンターバックの超新星。
強さ・速さ・巧さ三拍子揃った左利きのセンターバックで、14節インテル・ザプレシッチ戦ではフル出場・初ゴールを挙げている。
シミッチやチョルルカを凌駕するポテンシャルを秘めており、数年度にはビッグクラブによる争奪戦が展開される可能性もあります。これはダリッチも考慮にいれていると思います。バルディオルはセンターバックだけでなく、ディナモは、ユースチャンピオンズリーグで左サイドでもプレーしました。18歳ながらその万能性も魅力です。
NEXT・ヤルニ?ドマゴイ・ブラダリッチ
高い攻撃センスを持つ左利きのサイドバック。まるでウイングのようなドリブルと精度の高いクロスが大きな持ち味。サイドを縦に突破するだけでなく、中へ切れ込むプレーができるところなんかは現代的なサイドバックのような気がする。ロベルト・ヤルニと並ぶレベルの選手となる可能性のある逸材。
ドマゴイというとヴィダでしたが、次のドマゴイさんに認定ですね。まだ、20歳ですが、CLにも出場。代表チームでチャンスを得るはずです。
さらに、ブラダリッチはドリブルでより多くの数的優位を作れる能力もあり、ミッドフィールダーから積極的な攻撃参加をします。。ブラダリッチは、モドリッチとラキティッチと連動したらかなりの驚異的プレイヤーとなるでしょう。
忘れられないロシアの夏を実現したダリッチ。今日、明日、代表チームの担い手になることができる選手がたくさんいることは分かっていると思います。次節のDFの招集は面白いところですね。