コロナウイルスでしばらく代表戦もなかったわけですが、9月頭にビッグマッチが到来です。しばらくぶりですが、クロアチア代表のフォーメーションもおそらくユーゴ伝統の1-5-4でしょう。クロアチア代表の最新スタメンを占っていきます。
クロアチア代表はUEFAネーションズリーグ2020-21はアウェーで苦手のポルトガルとワールドカップの決勝で対戦したフランスと連戦
です。いや、クロアチアの現在地を見るのにまたとないたたき台になりそうです。
ポルトガルにはユーロ2016でユーロ2008の次くらいにトラウマとなりそうな手痛い敗退を喫しました。ユーロ2008も2016の決勝までいってもおかしくない陣容だったんですがね。
久々の代表メンバー発表となり、今回はベストメンバーが出そろいましたが、やっぱ、マルコ・ピアツァ、マルコ・ログ、ハリロヴィッチ、チョリッチが選外な現在は寂しいね。
最新クロアチア代表メンバー
GK
ドミニク・リバコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
イヴォ・グルビッチ(アトレティコ・マドリード)
シモン・スルガ(ルートン)
リマーク*ここは、スバシッチの後釜にカリ二ッチがフィットせず、イヴォ・グルビッチという期待の若手(24)が食い込んできました。リヴァコビッチよりポテンシャルがさらにあるかも。スタメンはリヴァコビッチでしょうが、ネーションズリーグではどちらか1試合はグルビッチ試しそうな気がします。
▽DF
ドマゴイ・ビダ(ベシクタシュ)
デヤン・ロブレン(ゼニト)
ティン・イェドバイ(アウクスブルク)
ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ)
ドゥイエ・チャレタ・ツァル(マルセイユ)
ダリオ・メルニャク(リゼスポル)
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ)
マリン・ポングラチッチ(ボルフスブルク)
リマーク*ヴルサリコとチャレタツァルが戻ってきました!ヴィダとロブレンでいくと思いますが、そろそろチャレタツァルが並んできた感じがします。バリシッチとヴルサリコを同時起用しそうですが、攻撃にもかなり効果が期待できそうです。ただ、ヴルサリコがどれだけ復調しているかわからないので、イエドヴァイ起用もあり得ますね。怪我をしているディノ・ぺリッチに代わって若手のポングラチッチが入ってきてこれも次世代の好材料。
▽MF
ルカ・モドリッチ(R・マドリー)
イバン・ラキティッチ(バルセロナ)
マテオ・コバチッチ(チェルシー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルセロ・ブロゾビッチ(インテル)
マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
ニコラ・ブラシッチ(CSKAモスクワ)
リマーク*ここは言うことなし。モドリッチとラキティッチが衰え知らずなのは好材料ですが、アタランタで成長している24歳のパシャリッチのスタメンもいいなあ。贅沢な悩み。スタメンはモドリッチとブロゾヴィッチとヴラシッチかなあ。ただ、両サイドバックをどれだけ攻撃的なスタメンにするかでMFも調整がしてくるでしょう。モドリッチ、ブロゾヴィッチ、ブラシッチだとクロアチア人にしては珍しく180CMないので、サイズほしいなら、パシャリッチ、ラキティッチ、バデリでバランスとるか。
▽FW
イバン・ペリシッチ(バイエルン)
アンテ・レビッチ(ミラン)
ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
ヨシプ・ブレカロ(ボルフスブルク)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
リマーク:われらがクラマリッチさんが復帰ですが、好調のレビッチ、ペリシッチ、ペトコビッチでしょうね。もし、ペリシッチにCLに疲れがあれば、ヴラシッチかクラマもってくるでしょう。
■監督
ズラトコ・ダリッチ
(クロアチア)1966.10.26
■クロアチア代表チームデータ
W杯過去最高成績:準優勝(2018年)
EURO過去最高成績:ベスト8(1996、2008年)
■クロアチア代表の過去のW杯成績
1994年:(不参加)
1998年:3位
2002年:グループリーグ敗退
2006年:グループリーグ敗退
2010年:予選敗退(エドゥアルドの大けがでストライカーがいなかったかなあ)
2014年:グループリーグ敗退(西村審判…)
2018年:準優勝
■クロアチア代表の過去のEURO本大会成績
1996年:ベスト8(シュケルのシュマイケル越えループの時ですね)
2000年:(予選敗退、ユーゴスラビアに引き分け本戦出場逃す)
2004年:グループリーグ敗退(内戦の影響でいい若手が育たたなかった狭間世代)
2008年:ベスト8(説明不要、モドリッチのサッカー人生最大のトラウマ)
2012年:グループリーグ敗退(イタリア、スペインと同組、惜しい)
2016年:ベスト16(予選でスペイン破るも延長でポルトガルに敗退)