こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。
今回はユーロ2020に向けて、クロアチアのライバル国、
- 1 セルビア代表も覚醒中
- 1.1 ルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)
- 1.2 アレクサンダル・ミトロビッチ(Aleksandar Mitrovic)
- 1.3 ドゥシャン・タディッチ(Dusan, Tadic)
- 1.4 アンドリヤ・ジヴコヴィッチ(Andrija Zivkovic)
- 1.5 ネマニャ・マクシモビッチ(Nemanja Maksimovic)
- 1.6 ミヤト・ガチノヴィッチ(Mijat Gacinovich)
- 1.7 プレドラグ・ライコビッチ(Predrag Rajkovic)
- 1.8 マティヤ・ナスタシッチ(Matija Nastasic)
- 1.9 セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)
セルビア代表も覚醒中
というニュースを紹介します。
セルビア代表は2018W杯では世代交代が、進むにはもう一歩必要で、グループリーグ一勝二敗、惜しくも決勝トーナメント進出を逃しましたが、セルビア代表ですが、来年のEURO(ユーロ)2020と2022年のW杯は、結構、やばい陣容になってきているような気がします。若手ではないですが、AJAXのタディッチのCLでのマルセイユルーレットはすごかったですね。
今、ちょうどマティッチ等、脂の乗ってきた世代と、若手の黄金世代?いい調和が生まれてきたところです。
セルビア代表は2013年のU-19欧州選手権の決勝でフランスを破り、初優勝を果たしています。そして二年後の2015年U-20ワールドカップでは初出場で初優勝をしました。決勝ではガブリエル・ジェズスを擁するブラジルを2-1で下しました。
ユーロ2020では、ポルトガルとウクライナと一緒となり、決して、楽とはいえないグループですが、1位突破するポテンシャルは一番高いのではないでしょうか?
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【グループB】
ポルトガル
ウクライナ
セルビア
リトアニア
ルクセンブルク
では早速そんなセルビア代表の注目プレイヤーをちょっとチェックしましょう。
ルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)
生年月日:1997年12月23日(20歳)
身長:181㎝
ポジション:FW
所属:アイントラハト・フランクフルト
まずはこの人、レビッチや長谷部の同僚で17日にR・マドリーが78億円で獲得!ジダン第ニ次政権で2人目の補強に!同僚の長谷部誠とこのヨビッチはまさに攻守の要として、躍進の原動力となった。その活躍が評価され、メガクラブへのステップアップを遂げました。17得点6アシストを今季、記録し、違いを生み出すスピードと冷静なフィニッシュで、裏抜けもうまく、ミトロビッチとの相性はかなりよいのではないでしょうか。
アレクサンダル・ミトロビッチ(Aleksandar Mitrovic)
生年月日:1994年9月16日(23歳)
身長:189㎝
ポジション:FW
所属:フラムFC
2018年7月30日に移籍金2200万ユーロでフラムに完全移籍。古典的な点取り屋タイプで勢いに乗ると短期間で爆発してしまう怖い存在です。マンジュキッチやジェゴタイプです。フィジカルが強くポストプレーで周りをいかす動きも出来ます。昨シーズンは途中ニューカッスルからローンでフラムに移籍すると17試合で12ゴールの活躍を見せ、フラムの一部昇格の立役者となりました。
イングランドのファンからも人気があり、”Mitro’s on fire”(火がついたミトロ)という曲までできてしまいました…..ペナルティーエリア内の獰猛なタフガイで、まず目を引くのが、恵まれたその体躯で、189センチと上背があるうえに胸板が分厚く、敵DFにチャージされてもビクともしない。
点取り屋としての才は、在籍2年で44ゴール(全公式戦)を挙げたアンデルレヒト時代に実証済み。昨シーズンは自己最多の20ゴールをマークし、ベルギー・リーグの得点王に輝いている。
トラップなど基本技術のレベルが総じて高く、左右両足で精緻なシュートを繰り出す。また空中戦にも強く、オフ・ザ・ボールの動きも秀逸、
さらに特筆すべきは、旺盛な闘争心。五分のボールに躊躇なく身体を投げ出すなど、ゴールに対して凄まじいまでの執念を見せます。マンジュさんみたいですね。
ドゥシャン・タディッチ(Dusan, Tadic)
生年月日: 1988年11月20日
身長:181㎝
ポジション:FW
所属:アヤックス
今季、28得点を決めた、アヤックスのロナウド”ことタディッチ。ピッチ内外で牽引する30歳のテクニシャン、CLでは見事はマルセイユ・ルーレットをみせてくれました。ポジショニングがうまいです。ラストパスも供給できて、とにかくセンスがいいますか、フットボールが上手いんでしょう。見ていて楽しい選手です。キックの質も半端ではないことは、彼が多くのゴールを挙げていることからも分かるかと思いますが、55試合で36ゴール24アシストに関与しているという統計データも出ています。
アンドリヤ・ジヴコヴィッチ(Andrija Zivkovic)
生年月日:1996年7月11日
身長:170㎝
ポジション:MF
所属:SLベンフィカ
セルビアのメッシの異名を持つ選手です。ディナモのハリロヴィッチと同年齢で、左WGのポジションも背格好も同じ。169cmと小柄な体格でありながらも高い技術とキレを備えており、創造性にも優れている左利きのアタッカーとして知られる。フィジカルもだいぶ強くなってきっており、足元がしっかりとしたWGです。
ネマニャ・マクシモビッチ(Nemanja Maksimovic)
生年月日:1995年1月26日(23歳)
身長:189㎝
ポジション:MF
所属:ヘタフェCF
スロベニアのドムジャレでプロキャリアをスタートしたマクシモビッチは、2013年のU-19欧州選手権、2015年のU-20ワールドカップを制したセルビアの一員。
189cmの恵まれたサイズを活かした対人守備、ダイナミズムと正確な繋ぎを武器とするセントラルMF。昨シーズンはバレンシアに所属していましたが新シーズンからは出場機会を求めて柴崎岳選手の所属するヘタフェへ加入します。
ミヤト・ガチノヴィッチ(Mijat Gacinovich)
身長:175㎝
ポジション:MF
所属:アイントラハト・フランクフルト
セルビアのヴォイボディナ自治州のノヴィ・サド出身で、レビッチや長谷部と同じドイツのフランクフルトでプレーする選手です。最初はボスニア代表だったのですが、U-19からセルビアを選択しています。
17-18シーズンのドイツカップ決勝では終了間際に無人のバイエルンゴールにシュートを決め優勝を決定づけました。元々ウイングの選手でしたが、今ではCMの位置でプレーしていたりと幅を広げていますね。とにかく走れるし、上手いそんな印象の選手です。守備時に最終ラインの方まで戻ったと思えば攻撃時にはFWを追い抜いて一気にクロスに合わせるシーンがありました。少し度肝を抜かれましたね。2013年、2015年の優勝メンバーです。
プレドラグ・ライコビッチ(Predrag Rajkovic)
生年月日:1995年10月31日(22歳)
身長:191㎝
ポジション:GK
所属:マッカビ・テルアビブ(イスラエル)
2013年のU-19選手権にも出場し、2015年のU-20W杯では計3ゴールに抑えゴールデングローブを受賞。
マティヤ・ナスタシッチ(Matija Nastasic)
身長:188㎝
ポジション:DF
所属:シャルケ04
「ビディッチの後継者」としても期待されるセルビア代表のCBです。セルビアでのプレー後、フィオレンティーナを経て12年夏にマンチェスター・シティへ移籍。15年1月、シャルケへレンタル移籍すると、同年3月に完全移籍。ロシアワールドカップは膝の故障で欠場してしまいましたが、所属するシャルケでは主力で活躍している選手です。
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)
生年月日:1995年2月27日(23歳)
身長:192㎝
ポジション:MF
所属:SSラツィオ
言わずと知れた、規格外のプレーメーカーです。
190cmを超える巨体に繊細な足技を兼備し、フィジカルを生かしたボール奪取だけでなく、ミドルシュートなど攻撃でも貢献するMF。能力を列挙しただけなら、選手が大型化した近年の欧州サッカーシーンでは別段珍しくはないようにも思えるが、サビッチはただデカくてうまいだけの男ではなく、卓越したプレーインテリジェンスをベースに、様々な局面で己の能力を的確に活用し、単独で試合の流れを変えることのできる、組み立てへの関与にも幅がとにかく広く、中盤の底でボールを持てば、逆サイドのオープンスペースにパスを出して味方を走らせる。そうかと思えば、エリア手前に走ってFWと細かくパス交換し、ゴール前の密集地を突破できる。異なった局面において、周囲の状況を把握し最適なプレーが選択できる判断力と、それを可能にする繊細な技術があります。
これに、マティッチ等、経験豊富で、精神的手にも優れたリーダーがいるサッカーセルビア代表ユーロ2020で旋風をまきおこすかもしれません。