こんばんは。海事代理士のらきてぃっちです。
2月も残すところ本日のみとなりました。
それを飾るに十分な名店を紹介します。
「かをり」です。
2012年に横浜に来てから、なんとなく、古くて、味のある建物の下の店だなとは思っていました初夏の風物詩はこれからが見ごろ
洋式ホテルのみならず、洋食や洋菓子の発祥地としても知られるのが、中区にあるレストラン「かをり」。足を運んだことのある人なら誰でも、本店のビル一面を覆う見事な植物の姿に、見とれてしまうことでしょう。
ある時、会社のお客様が自分への手土産に”かをり”のオレンジ色の手提げ袋にここお菓子を差し入れてくださって、そのお菓子のうまかったこと。なので、正直、昔からの洋菓子店だと思っていたのですが、あたらめて、みてこようと思いまして、中区山下町に降り立ってみました。とよくみると
ホテル発祥の地
え!ただのお菓子が美味しい店でなく、元々、ホテルだったんですね。なんでも、1860年代にオランダ人商人が外国人向けにホテルの経営をここで始めたのが、ここらしいです。開港したばかりのころですからね、さぞかし、日本とは思えない、人種のるつぼのようなことになっていたのではないかと思います。外国の商社等が軒を連ねていたのが、この地のようです。このあたりの町って目線をちょっとあげると古いながら、装飾が明治大正モダンを感じさせる建物がさすがに多くて、最近になって、やっと魅力を感じてきました。
上記はフランス料理店”かをり”です。
ホテル、レストランそして、喫茶店と洋菓子店が一緒になっています。フランス料理店はOPENしていなかったので、横の喫茶に入ることにしました。昼から気になっていたのですが、ハヤシライスとカレーなんて、いかにも洋食発祥っぽくて、たまにはいいかなと思いました
下記が喫茶”かをり”です。
店内は昔の上級階級がたたずんでいそうな、居心地のよい、天井の高い空間で、昔ながらの器にハヤシのルーだけサーブされていて、とても濃厚な味わいです。かなり、優雅な気分になれますよ。さすがに若い人はいませんでした。
こちらは神棚ですかね。猫に竜にいのししにかなり本格的な縁起物が飾られています。
こちらはお土産にもよさげなかをりのキャンディです。お菓子コーナーは併設店もあるかなり充実していますので、
かなり、おすすめです。
かをりの由来は
江戸時代の国学者の本居宣長の歌。いやあ、歴史を感じますね。江戸から平成そして、伝説へって感じですね。
日本の象徴は何かというと朝日にあたって、芳香にかをりを発散する山桜であるとのことです。このかをりが日本のシンボルであり、これを発展、成長させていきたいという歌からきているそうです。つまり、日本の象徴をこの建物に凝縮したわけですね。
2020年に向けて、外国人に問われた時の一つの解と生き証人?のようになってくれる場所であるといえそうです。
江戸→明治→大正→昭和→平成→そして、伝説へ….
横浜かをり 山下町本店 アクセス
- 所在地 横浜市中区山下町70番地
- TEL 045-681-4401
- 営業時間
【ショップ】 | |||
平日 | 9:00 ~ 19:00 | ||
土曜 | 10:00 ~ 19:00 | ||
日・祝 | 11:00 ~ 19:00 | ||
【ティーラウンジ】 | |||
平日 | 11:30 ~ 19:00 | ||
土曜 | 11:30 ~ 19:00 | ||
日・祝 | 12:00 ~ 19:00 |
- アクセス
みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩3分
JR京浜東北線「関内駅」徒歩10分 - 駐車場4台