トランシップとは何か..?
船会社で働いていると当たり前のようにトランシップという言葉をききます。
電車でいうと東京駅のような中継地で乗り換えして、最終目的地まで、運ぶという流れです。今の時代多くの船会社がスペースを貸し合って運航しているのが、当たり前でそれによって、おのおのの得意分野を生かすことでお互いの利益を守っています。
積み替えとは、ある船からコンテナを降ろして別の船に積み込む行為です。
なぜ貨物を積み替える必要があるのでしょうか。
どの航路で運行されるサービスでも、港のカバー範囲に関しては実際的な制限があります。
世界中のすべての港を単一のサービスでカバーできる船会社は存在しないため、サービスは貿易航路ごとに分割されています。
南アフリカと極東を結ぶ定期船サービスがあり、このサービスが南アフリカから極東への港湾ローテーションの一環としてシンガポール、香港、ポート・ケランに寄港するとします。この船を A と呼びます。
南アフリカのダーバンからフィリピンのマニラへの貨物があるとします。
この船舶 A はローテーション/サービスの一環としてマニラに寄港しないため、コンテナは船舶 A が寄港する港のいずれかで降ろす必要があります。
この港がシンガポールだと仮定します。これらのコンテナはシンガポールで降ろされ、その後シンガポールとマニラを結ぶ航路で運航する別の船舶に積み込まれます。この船舶を B と呼びます。

MSC、Maersk などの大手船会社のほとんどは、いずれかの港からの積み替え接続を介して、事実上地球の隅々までをカバーするサービスを提供しています。
これらの航路には、世界の他の地域への積み替え接続オプションを備えたサービスルート上の港であるトランシップハブと呼ばれるものもあります。
例: MSC のオーストラリア向けサービスの積み替えハブはポートルイス、マースクの中東向けサービスの積み替えハブはサラーラです。
この積み替えコンセプトは真に世界を結びつけ、コンテナを世界のどこからでもどこへでも輸送できるようになります。