いやあ、コバチッチいいじゃないですか。レアルでモドリッチ2世を目指して、泣かず飛ばずでしたが、自分の身の丈にぴったりあったクラブを選んだのが功を奏したんでしょうね。プレイヤーとしてだいぶ成熟してきた証かなと思います。
クロアチア代表のマテオ・コバチッチは、チェルシーの2シーズン目で、チームのプレーヤーオブザイヤーに選ばれる
2018年の夏にレアルマドリードから1年ローンで最初にチェルシーに加わったコバチッチ(26)は、卓越した2019/20シーズンをすごしました。
シーズン中にコヴァチッチと同じく47回以上出場したのは2人のプレーヤーだけ。これは、ポジションをめぐる激しい競争とミッドフィールドでの頻繁なローテーションを物語っています。
コバチッチはまた、11月にバレンシアとエバートン戦で、クラブで2つもゴールを達成。
冬に入ると、コバチッチがチェルシーにとっていかに重要であるかが本当に明確になりました。ミッドフィールドからボールを運ぶ彼のスラロームのようなドリブルワークは無数の攻撃の起点に。
コバチッチの真骨頂の初速の加速と決定機につながるタイミングと強度がドンピシャなスルーバスやラストパス。去年は上手く持ち味を出せずにいましたが、2シーズン目は見事に調整。
コバチッチのパフォーマンスは、プレミアリーグでトップ4フィニッシュを確保し、FAカップ決勝に到達するのにも貢献。
過去の受賞者には、エデン・アザール、カンテ、マタ、ドログバ、現在のコーチであるランパードなど。
コバチッチはチェルシーへの完全移籍をし、先月5年間の契約に署名。代表戦でもモドリッチ、ラキティッチを凌駕して、ブロゾビッチとともに次世代を担ってほしいです。次のキャプテンはペリシッチでしょうが、その次くらいで。