- 「船荷証券に、貨物が積み替え港で降ろされ、別の船に積み込まれた日付が記録されているかどうかご存知ですか。
- 最終荷揚げ港に到着する船荷証券には、最初の積み込み日が記載されますか、それとも積み替え港での積み込み日が記載されますか。
以前の記事で説明したように、積み替えとは 、ある船からコンテナを降ろして別の船に積み込む行為であり、船会社は単一のサービスで世界中のすべての港をカバーすることはできないため、さまざまな貿易レーン間の接続ができるようにサービスが貿易レーンに分割されています。
船会社は、最初の積地港から船積みする時点で、どの接続船に貨物を積むか、積み替え港での到着予定時刻と到着予定日をだいたい把握していますが、海運は非常に変動の激しい産業であり、多くの自然要因や人為的要因に左右されるため、船会社が船荷証券の発行時にこの情報を船荷証券に記載することは現実的ではありません。
コンテナを積み替えた場合に積地港が変わるかどうかについては、私の記事でも触れましたが 、「船荷証券に積み替え港が記載されている場合と記載されていない場合があります。」
受取人が船荷証券を見て船会社の全ルートとサービスを把握していない限り、貨物が積み替えられるかどうか、また積み替えられる場合はいつ、どこで、何回積み替えられるかを知る方法はありません。
- いいえ、船荷証券には積み替えが行われた場所や積み替え港での積み替え日が記録されません。
- 最終荷揚げ港で荷受人が受け取る通し船荷証券には、積み替えが何回行われても、最初の積荷港で発行されたものと同じ船舶、航海、積荷港、船荷証券の日付が記載されます。
ただし、使用している配送会社の Web サイトで荷物を追跡することで、この情報を確認することができます。
電子商取引のおかげで、最近ではほとんどの船会社がこの追跡機能を備えており、これにより積み替え港での荷降ろしと積み込みの日付や、貨物の進捗状況に関して知りたいすべての情報が提供されます。