代々木上原の注目店、チェコ料理 ”セドミクラースキー”

フランボラーク

Dobro Vecer こんばんは。

ソムリエの”らきてぃっち”です。今回、紹介するのは、チェコ料理の名店となりそうな、渋谷代々木上原の”セドミクラースキー”です。

http://sedmikrasky.com/

チェコはクロアチアと同じ、スラブ民族です。クロアチアは南スラブ人で、チェコは東スラブ人です。挨拶もクロアチア語が「ドブロユートロ!」に対して、チェコは「ドブリデン!」だったり、似ています。顔つきもモドリッチとロシツキーが似ていたり、すこし、憂いのある感じで好きですね。クロアチアみたいにイラン系は入っていないので、浅黒い感じはあまりしません。

チェコの料理って、クロアチアともロシアとも違う独自の面白さ、おとぎ話しに出てくる料理のようなストーリー性を感じます。13年前にも青学の近くにあって、よく通っていたのですが、あの時に食べた、チェコ風じゃがいもお好み焼きのフランボラーク、蒸しパンのクネードリキ、ザワークラウト、グラッシュといった料理はとても面白かったです。

イタリアン、スパニッシュにあきたころに、ヨーロッパも内陸で、文化がまじりあっているはずなのに、どこか内向的で、辛抱強そうな、世界標準化されていない独特のインパクト、雰囲気、受け継がれてきたもの、守ってきたものを感じる料理でした。この店も全く同じ雰囲気を感じます。外国人も多いので、お店にいくと、余計に異国感を感じます。もどりっちが、友達のクロアチア人と食べにいったときはスロバキア人のモデルみたいな人たちと一緒でした。

チェコ

らきてぃっちは、代々木上原に6年ほど、住んでいたので、ここにチェコ料理ができたことを知って、いい場所を選んだなと思いました。この店はチェコアニメやチェコのデザイン等も紹介していて、”CAFE RUSSIA”と同じく単に料理を提供するだけでなく、日本とチェコの橋渡しとなる大事な役割を担っています。もどりっちはこういう店が本物の店だと思っております。チェコって海がないせいか、内面に潜む、シュールなオリジナルのメンタリティみたいなのものが鋭くて、センスを感じる国です。首都はプラハですしね。芸術の都だと思います。

プラハ

ソーセージフランボラーク

これは、本当に日本人受けするとおもいます。お焼きみたいなものが、フランボラークで、ジャガイモをすりつぶしたものにハーブが入っていて、香ばしさがたまりません。その上のザワークラウトとソーセージをはさんで、お好み焼きみたににして食べます。お好み焼きだけにバリエーションも楽しめそうな料理です。

チェコ料理

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クネードリキ with グラッシュ

クネードリキ、グラッシュ

クネードリキはゆでパンです。名前がなんともチェコっぽい物語性を感じますよね。これにクロアチアやハンガリーでも食べる濃厚なシチュー、”グラッシュ”につけて食べます。クネードリキはそんなお金のかかる料理ではないのですが、初めて食べた時の食感はNEW WORLDを感じました。うまいです。上のヒトデみたいな赤いものはパプリカです。

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赤ワインのフランコフカ

もし、行くことがありましたら、一緒に飲みたいのが、赤いワインのフランコフカ、クロアチアのスラボニア地方でも飲む、東ヨーロッパのワインです。マリア・テレジアも絶賛したワインで、特に、スロバキアでも有名です。とにかく、肉料理と合わせたくなる、鉄板でおすすめしたいワインです。グラッシュやソーセージとぴったりの相性のはずです。

是非、訪れてみてください。代々木上原住みたくなっちゃいますね。いいとこです!