トルコアイスなぜ伸びる?横浜のケバブ屋台で聞いてみた&コンビニでも買えた。

トルコアイス

こんばんは。ソムリエのらきてぃっちです。
今日は、会社帰りにラーメンでもと思っていたのですが、残念ながら、閉まっていましたので、関内駅前にいつも出現している、トルコ料理の屋台を見て、これもいいなあと思って、ネタに買ってみました。

トルコ料理

[本日のターゲット]

  • 関内駅のケバブの屋台に興味がある
  • トルコアイスがどういうものか、味か知りたい

下記、屋台は元々、関内にあったトルコ料理の「アリババ」という店のオーナーがやっているそうで、今は、インド人に売ってしまったそうです。ただ、写真をみると本場、トルコ料理の写真がたくさん飾られていて、そのシェフが作っているので、味は間違いなさそうです。もったないですけどね。もっといろいろな料理ができそうなのに。

ケバブ

ケバブはトルコ発祥の料理

でありまして、焼き肉のことです。串にさして、焼くシシケバブが有名ですが、シシ=串(焼きとりのルーツだと思っています。)一般的にはケバブレストランで食べるか、ピクニックで食べるらしいですよ。他にも、クルチ・シシというかじきまぐろの串焼きなんか有名です。

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旧ユーゴスラビアだとチェバプチッチ

といって似たようなものベースがありますよ。これをハンバーグにして、プレスカヴィッツァにしたりします。

http://modric19.com/%e3%83%90%e3%83%ab%e3%82%ab%e3%83%b3%e9%a2%a8%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b0%e3%80%8c%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%83%e3%83%84%e3%82%a1%e3%80%8d

一般的にはラム肉(羊のお肉)を使って作られていました。しかし、本場でも日本でも最近では手に入りやすくて比較的リーズナブルな鶏肉や牛肉がメジャーになりつつもあるそうです。むしろ最近売られているケバブはラム肉よりも食べやすい鶏肉や牛肉が多いくらいなんだそう。こちらも鶏肉でした。ラムは個人的には大好きですけど、日本人にはすぐには受けないかもですね。オーダーして、5分くらいで、ピタパンに挟んだ、ボスニア風、ギリシャ風なスライスケバブが出てきました。

ケバブ

やや、辛口でスパイシーで、ボリュームもあります。これで、400円はまあま、コスパいいかな。なんで、400円?って聞いたところ前に、吉野家があるので、競合するので、こういう価格設定にしたらしいです。

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トルコアイスの味わい、食感は?

ケバブよりも意外とトルコアイスって食べたことがないなと思いまして、味わいや食感がおもしろいよということでトルコ人のシェフに色々、質問をして、普通のアイスとどう違うのか、トライしてみることにしました。途中で、質問し過ぎて、シェフも何だコイツ?って感じでしたが、また買うからゆるしてね。

トルコアイス

トルコアイス

マンゴーを注文したら、シェフがストロベリーがいいよとかいうので、外国人らしい勝手な売り込みだなあと思いつつ、憎めなかったので、ストロベリーでいいやということでストロベリーに。写真をとろうと思ったのですが、先に口が出てしまい、食べかけの写真はちょっとまずいなということで本場トルコの伸びている画像を。

「トルコアイス」の画像検索結果

 

味わいは、雪見大福かと思うようなモチモチした食感

で、結構、食べ応えがあります、最初、本当にお餅を凍らせたのかと思いました。また、スライムみたいにビヨーンと伸びていきますよ。

トルコアイスの発祥

トルコアイスは「マラシュドンドルマ」といって、カフラマンマラシュという町が発祥のアイスのことで、300年も前に町で作ったアイスを山の上の人たちまで届けるのに、暑くてもアイスが融けないようにするために粘り気を持たせたといわれているそうです。また、そのころから、アイスを伸ばして遊ぶことで子供たちを喜ばせていたそうです。
昔はサーレップというラン科の植物の球根から採る粉で粘り気を出す方法が主流でしたが、サーレップは衛生面や原料コストの問題があり、近年は増粘多糖類を使用して粘り気を出す方法が主流になっています。

トルコアイスはなぜ伸びる?

トルコアイスが伸びる理由は一度冷やし固めた後に長時間も練り上げるから。繰り返し空気を含ませながら伸ばすことでまるでお餅のような粘りを生み出すことが出来るのです。原料に使われているサーレップという球根の粉が水分を加えて火を通してかき混ぜることで粘りが出るといわれています。

トルコアイスはなぜ伸びるようにしたのか

トルコは夏は40度を超えたという記録もあるほど国。そんな暑い国の熱い夏のアイスは簡単に溶けて液体になってしまいます。それを回避するための手法がトルコアイス特有の粘りであり、粘るアイスを作った理由です。

日本ではトルコ風のアイスなどがコンビニで販売されていますが、それはトルコアイスとは別物と考えたほうが良いでしょう。違いは原料から始まっています。本物のトルコアイスに使われているサーレップは日本のトルコ風アイスには使われておらず、粘りは海藻などから抽出した増粘多糖類によって作られています。

トルコアイスはコンビニのファミリーマートでも売っています。

ロッテ『トルコ風アイス ダブルバニラ

トルコタイルデザイン

トルコアイス

以上です、トルコ料理って一応、世界三大料理の一つで、宮廷料理として発展したので、ヨーロッパとアジアをまたぐ世界として、実は料理も名品が多く、シルクロードを通して大きな影響を与えています。